グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2007年12月14日

リー・レメル翁が引退

パッカーズの"Team Historian"のリー・レメルが今年限りで引退することが発表された。レメル翁は現在83歳で、パッカーズとの付き合いは62年にわたる。1945年から29年間はPress-Gazette紙の記者、その後30年間にわたってパッカーズの広報部長を務め、球団史の生き字引として内外の尊敬を集めた。2004年には一線を退いたものの、ハーラン社長(当時)の求めでTeam Historian(歴史家)という新設ポストに就き、球団史に関するQ&Aやコラムの執筆にあたっていた。

グリーンベイの西方35マイルのシャワノ市で育った彼は、初代カーリー・ランボーをはじめとして歴代ヘッドコーチ全員と付き合ってきた(2004年2月2005年3月の記事参照)。記者として、またNFL広報の臨時アシスタントとして、第1回から第40回まで全てのスーパーボウルに参加した、わずか12人のメディア関係者の1人でもある。記者時代にはウィスコンシンの "Sports Writer of the Year" に選ばれ、また2003年には新ランボーフィールドのプレスボックスが "Lee Remmel Press Box" と名づけられている。(写真集はこちら

親しく付き合っているQBブレット・ファーヴは、「彼はパッカーズの偉大な偶像だった。あのような人は二度と現れないだろう。球団とその歴史に関する知識は驚くべきもので、きわめて頭脳明晰だ。素晴らしいユーモアの持ち主でもあり、僕らは常にお互いをからかうのが大好きだった。僕はこの友情をとても大事にしている」と語っている。地元紙の若い記者はレメル翁の功績を讃えた後で、「われわれ"キーボードの騎士"たちにとって、あなたこそが王だった」と締めくくっている。

カテゴリ : Coach/Front Office, History, Team/Organization