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Notebook: 賞賛の嵐に乗せられるな
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2007年9月28日
- 今週もRBヴァーナンド・モレンシー(ヒザ)はパッドを着けて練習にフル参加し、これまでよりも鋭い動きを見せた。しかし過去3週とも同じように水曜にテスト参加して結局出場を見合わせたので、練習翌日のヒザの状態が問題だ。「ここ数週の問題を乗り越えられたと期待したい。今日は彼をローテーションに入れたが、じっさい彼のプレーは非常によかったと思う。明朝の状態を見て、ここから前に進めるかどうか判断する」とマッカーシーHC。
- WRグレッグ・ジェニングスは練習に参加。ハムストリングを休めるため水曜は参加しない可能性もあったが、状態がよい証拠だろう。
- 背中を痛めているCBアル・ハリスは練習を休んだ。「最近はなかなか張りが取れないな。でも薬がすごく効いて、マシになってきた。試合後は靴ヒモを結ぶのも大変だったけど、今は靴を履ける」と本人。
- TEフランクス(ヒザ)は練習を休み、CBウッドソン(でん部)、LTクリフトン(足首)は部分的に参加。左タックルではOTオーリン・トンプソンが代役で1stチームに入っている。
- この日はQBファーヴをほとんど休養させ、大部分はQBアーロン・ロジャースが1stチームでプレーした。ファーヴは月曜に自宅で右手の指に小さな切り傷を作ってしまったためとのこと。「プレーには問題ない。これまでにもっとひどいケガでもプレーしてきた」とマッカーシーHC。
- キャッチミスが目立つRBブランドン・ジャクソンはパスキャッチ練習に力を入れている。
- メトロドームのクラウドノイズに備えるため、この日は屋内練習場ドン・ハトソン・センターに大きなノイズを流しながらの練習だった。
- QBブレット・ファーヴ。「いまや世間の誰もがブレット・ファーヴを賞賛するような勢いだ。『今までの彼とはプレーぶりが違う』とかね。スタッツだけを見て、彼のプレーが変わったと言うのは簡単だ。自分では違ったプレーをしているとは思わないが、スタッツや勝敗成績では違っている。僕のアプローチは変わっていない。自分のミスが多ければチームを危機に陥れると理解している。僕がそんな風では多くは勝てないとね」
- パッカーズへの評価が急上昇したことについて、QBブレット・ファーヴ。「まだ3試合に過ぎないし、そのうち最初の試合は、これ以上ないほど格好の悪い試合内容で、誰もウチを評価しなかった。いまは誰もがウチのことをあれこれ絶賛している。こんなことは簡単に変わってしまうんだ。今回そうならないことを祈るけど、僕のアプローチは決して変わらない」
- ファーヴが生まれ変わったかのごとき報道され方について、マッカーシーHC。「昨年だって今回と同じぐらいのゲームが続いた時期があった。だから決して目新しいことではない。大事なのはこのレベルのパフォーマンスを毎週続けることで、それは他の選手たちも同様だ」
- QBブレット・ファーヴの通算TD記録のためにNFLコミッショナーのロジャー・グッデルがメトロドームを訪れることはない、とNFL本部は明らかにしている。かつてウォルター・ペイトンが通算ラッシング記録を作ったときもピート・ロゼールはその場にいなかったし、RBエミット・スミスがその記録を破ったときも、ポール・タグリアブーは観戦に訪れていなかったという前例がある。
- QBファーヴは通算インターセプト記録でもジョージ・ブランダの通算277個にあと2つと迫っている。元パッカーズで現ヴァイキングスのSダレン・シャーパーは、「新記録まであと3つ。僕らはみんな3つめを欲しがってるんだよ。彼のインターセプト記録を手助けできれば、同時にチームの勝利を助けることにもなる」
- ファーヴは先発1年目の1992年からメトロドームで5連敗。その間のトータルで2TD、9INTと大の苦手にしていた。しかしシャーマンHC時代の途中から成績がよくなり、過去4年間は3勝1敗、QBレーティングは毎回100.0を超えている。「僕が年をとって賢くなったおかげだと言いたいところだけど、実際は効果的なランを出すことができてパス・ゲームのプレッシャーを減らすことができたせいだろう」
- 月曜に解雇されたWRクリス・フランシスは再びプラクティス・スクワッド契約。
- 元パッカーズのQBクレイグ・ノールは開幕前にビルズから解雇されてフリーだったが、エースQBロスマン負傷のため再契約している。