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Day 24: SSアタリ・ビグビー先発昇格
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2007年8月22日
- この日の練習ではSSアタリ・ビグビーが最初からスターターに入り、FSコリンズと並んでプレー。木曜のジャガーズ戦でも先発出場することがマッカーシーHCから発表された。開幕スターター確定ではないものの、現時点ではビグビーがマニュエルからスターターの座を奪ったのは間違いない。ビグビーはコリンズに次ぐ守備範囲の広さがあると言われ、フィジカルでランサポートもいいらしい。
- チーム関係者によると、CBハリスやCBウッドソンもSSビグビーの昇格をコーチ陣に働きかけていたとのこと。
- 2ndチームはSマニュエルとSラウス、3rdチームはSカルヴァーとSペプラー。
- シーホークス戦で2INTを挙げたCBジャレット・ブッシュが、CBデンディを退けてニッケルバック/3番手CBに昇格した。CBブラックモンのプレー内容も悪くなく、3番手・4番手CB争いはまだこれからも続きそうだ。
- SSビグビーとCBブッシュの昇格は、地元メディアの多くが以前から主張していたことなので、「むしろ遅すぎたぐらいだ」との声も少なくない。
- ヒザの内側側副靭帯(MCL)を負傷した4選手のうちDEマイケル・モンゴメリーが最も重く、今週中に関節鏡手術を受けるとのこと。復帰まで少なくとも4週間はかかる見込みで、開幕戦欠場が確実となった。
- WRボディフォード(ヒザ)も4週から6週かかると見られており、開幕ロースター入りは絶望的に。FBパウドレル(ヒザ)も3週から6週だが、こちらはもともと開幕ロースター入りの可能性がゼロに近かった。OTオーリン・トンプソン(ヒザ)は以前から痛めていた場所を悪化させただけで、比較的軽傷のようだ。
- DEモンゴメリーの負傷により、DEジェイソン・ハンターが2年連続ロースター入りに大きく前進した。また、層の厚いDT陣からコーリー・ウィリアムズが右DE(ストロングサイド)の控えに回り、当面はDE/DT兼任でプレーすることになりそうだ。公式デプスチャートでも、ウィリアムズがDEキャンプマンに次ぐ2番手に変更されている。ウィリアムズは昨年先発DTに昇格するまではDEとしてプレーすることも少なくなかった。
- シーホークス戦での内容がよかったMLBアブドゥル・ホッジだが、この日の練習でもビショップに次ぐ3rdチームでしかプレーさせてもらえず、開幕ロースター争いは劣勢のまま。
- 肩を痛めて2試合欠場したFBブランドン・マイリーが復帰し、この日の練習メニュー(パッドなしの軽い練習)全てをこなした。しかしまだフルコンタクト練習は許可されておらず、木曜のジャガーズ戦に間に合うかどうかは微妙なところ。
- 夜の練習は今年最後だったが、雨のため室内練習場に移動となった。スペシャルチーム練習ではトンプソンGMがフィールドに入り、パントを楽々とキャッチしてみせるシーンもあった。現役時代は優秀なスペシャルチーマーだったトンプソンGMだが、リターナーをやっていたわけではない。
- Press-Gazette紙によると、この日の「タフネス賞」はスウェーデン人センターのC.J.ブロムヴォール。室内練習場から飛び出して外で嘔吐し、フィールドに駈け戻ってすぐ次のプレーで復帰した気合を評価された。
- 75人への第1次ロースターカットは来週火曜日が期限となっているが、トンプソンGMは木曜のジャガーズ戦の前に75人の仮リストを作成する、とマッカーシーHCは説明している。ジャガーズ戦を終えたら首脳陣が話し合ってリストの調整を行い、火曜日の期限より数日早く解雇を行う見込み、とのこと。