グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2007年5月16日

ファーヴはミニキャンプを欠席へ

QBブレット・ファーヴは声明発表に加えてミシシッピの地元紙のインタビューに応じ、「トレード要求」報道を改めて否定した。さらに今週のミニキャンプを欠席することを明らかにし、それは球団への不満とは関係ないと強調している。今回インタビューしたのは、2月に現役続行宣言をファーヴがスクープさせた Biloxi Sun Herald紙のアル・ジョーンズ記者で、ファーヴ家の親しい友人でもある。

声明で述べたトレード要求の報道を改めて否定。「僕はそんなことは言っていない。トレードの可能性など話題にしていない。誰かが自分の好きなように話を作ったんだ。もし本当に僕がトレードを望んだなら、こちらから無理押してでも移籍しただろう。しかし一度もそのような問題にはならなかった」

「僕はどこへも移籍しないし、他のチームでプレーすることはない。僕はパッカーであり、パッカーとして引退したい。パッカーズ以外でプレーすることはよくない。この球団はファーストクラスだし、僕と家族に非常によくしてくれている」

トレード要求報道を聞いてから、マイク・マッカーシーHCともテッド・トンプソンGMとも話し合いをしたのだとファーヴは言う。「チーム側も(補強に関する)僕のフラストレーションは理解している。同時に、球団への僕の忠誠心も、勝ちたいという気持ちもよく知っている。トレードに関しては、そんな会話はなかった。僕はグリーンベイに忠実だ。マイクもテッドもよく分かってくれている」

ミニキャンプ欠席について。「(足首のリハビリのため)僕にプレーをさせないことが決まった。実を言うと、(長女の)ブリタニーがもうじき高校卒業なんだ。卒業パーティとかがあるから、グリーンベイに行って何もせずにいるより、こちらに残る方がいいと思う。(チーム補強への)フラストレーションはあるよ。でもそのこととミニキャンプ欠席は関係ない」

「今いる選手たちを悪く言うわけじゃない。でも助けは必要だよ。アーマン・グリーンは毎年1000yds以上走り続けて、その穴を埋めるのは大変なことだ。若手たちできっと大丈夫とは思う。でもあのような数字をすぐに肩代わりするのは難しい。誰かが頑張らなきゃいけない。去年の夏、『このチームはこれまでで最も才能あるチーム』と僕は言った。今もそう思っている」

90年代半ば、効果的なFA補強が優勝に結びついたことがファーヴの念頭にはある。「あまり理解されていないが、ウチが一番強かったころ、他のチームとの差は補強だった。WRロバート・ブルックスがヒザを壊したあと、アンドレ(ライズン)が来て、僕のキャリアで最高のパスの1つ(スーパーボウルの先制TD)を捕ってくれた。とてもよい短期的な補強だった」

「テッド(トンプソンGM)と僕はいつもうまくやっている。僕がチーム運営のやり方を知っているなんて、自分でも思わないさ。特定の人事について自分が思ったことを話すこともしない。ただ例外はジャヴォン(WRウォーカー)の件だった(2005年記事)。1年活躍したからって契約を破棄するなんて許されないという考えは、今も変わっていない。そんなことをしたらみんなが新しい契約を求めることになってしまうからね。今回はそのときと同じように、ランディ(モス)について話す必要があると感じたからなんだ」

「でも全て終わったことだし、今さらどうすることもできはしない。このチームがどれだけやれるか僕は見たいし、非常によいチームになれると心から信じている。10勝できる力があるかどうか、時が経てばわかる」

カテゴリ : Player