グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2007年4月14日

Sマーヴィール・アンダーウッドはリハビリ順調

左ヒザの前十字靭帯(ACL)断裂から8ヶ月、Sマーヴィール・アンダーウッドここまで非常に順調にリハビリを進めている。オフシーズン・プログラムではすでに仲間のDB陣と同じアジリティ・ドリルをこなしているという。プロ2年目だった昨年夏のプレシーズンで負傷するまではかなりの成長を見せていただけに、昨季不振の先発組をプッシュしてほしいと期待されるのも無理はない。

ただし焦りは禁物だ。靭帯はある程度回復してくると動けてしまうだけに、そこで無理をして失敗する例が少なくない。「もし今日試合があるならプレーできると思う。自分としてはそのくらいの感触だけど、今はまだ慎重に進めている。つらいけどね。徐々に慣らしていきたいというのがドクターの意見だ。できれば11ヶ月か12ヶ月経つのを待ちたいと。どうしても必要ならやってもいいと言ってくれてるし、自分ではできる感じだ。でもドクターやコーチが待てと言うなら、僕は待つよ。強引なことはしない」とアンダーウッドは言う。

いつウェイトルームを覗いても彼がトレーニングしているのは非常に感心だが、5月・6月は自重させたいとマッカーシーHCは言う。「5月のミニキャンプや6月のOTAにフル参加するのは、ちょっと無理しすぎかもしれない。(7月末の)トレーニングキャンプのスタートが、より現実的な目標となるだろう」

一昨年に同じくACLを断裂したLBブレイディ・ポピンガ。「初めてチーム練習に復帰した気分は素晴らしかった。でも、『これほど苦労して進めてきたリハビリが、練習での不運なアクシデントで全てフイになってしまうかもしれない。最初からやり直しになるかもしれない』 と気付いて怖くなったよ。大きな葛藤だった。克服にどれほど時間がかかったかわからないけど、『こんなことじゃダメだ。気にするな』と自分に言い聞かせた。目に見えない心理的な壁を乗り越えなければならなかった」

LBポピンガは続けて言う。「最終的には乗り越えることができた。なるようになるしかない、とね。ハードにプレーした結果としてケガをするのなら、自分は受け入れられると。そうしてフィールドに出て行ったら、以前と全く変わらない感触でプレーできた。マーヴィールがこれから直面するのは、そうした精神的な戦いだ。最初にフィールドに出て行くのが、リハビリの全プロセスの中で最も困難な部分になる。でも彼は考え方がとてもしっかりしている。ポジティブで楽観的で、それでいて現実的で、妄想を抱くことがない。だから心配はしていないよ」

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