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Notebook: オフシーズン・プログラムがスタート
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2007年3月21日
- 15週間にわたるパッカーズのオフシーズン・プログラムがスタートした。一部のベテランを除いた90%以上の選手が集合し、初日の月曜には "Functional Movement Screen" を中心にさまざまなテストが行われた。「素晴らしいオフシーズン・プログラムになるだろう。これからの4ヶ月が我々にとって非常に大きなものになる。進歩が見られるのはこの部分なのだ。これまでも私は(QBコーチ出身のため)オフシーズンのQB育成に成功を収めてきたが、今度はチーム全体だ」とマッカーシーHC。
- オフシーズン・プログラムは、月曜から木曜までトレーニングを行い、金土日と休むのが基本のようだ。朝の最初は室内練習場ドン・ハトソン・センターでエクササイズを行い、最後はウェイトルーム。1週間のメニューの例を挙げると、月曜がスピード・ドリルと上体のリフティング、火曜が "Functional Movement Training"、水曜がアジリティと上体のリフティング、金曜は軽いコンディショニングとヘビーなレッグ・リフティング。
- 大きなケガから回復してきたQBアーロン・ロジャースやSマーヴィール・アンダーウッドもワークアウトに参加している。また、契約延長を求めているLBニック・バーネットも、「契約がうまくいかなくてもホールドアウトはしない」とのコメントどおり、初日から出席している。彼の代理人によると、この1ヶ月ほど交渉は停止しているとのこと。
- テッド・トンプソンGMはWRランディ・モスのトレードの噂についてノーコメントを貫いており、先日は「QBアーロン・ロジャースのトレードなど一度も話し合ったことはない」と強く否定した。しかしファンの意見に左右されることはない、とも彼は語っている。「パッカーズファンの情熱を軽視することもバカにすることも、私はしていない。しかし、彼らファンが我々と同じだけの情報を持っていないことが多いのも事実なのだ。もし自分がチームのために正しいと思う人事を行って、そのためにPR面で非難されるなら、私は甘んじて受け入れるだろう。できればそんなことはしたくない。でも、パッカーズを向上させるために正しいと思えることならば、たとえみんながそれを好まなくても、やはり私は実行するだろう」
- Press-Gazette紙によると、パッカーズはRBケヴィン・バーロウに興味を示し、代理人と予備的な話し合いをしたとのこと。49ersのエースとして2003年には1000ydsラッシングを記録したバーロウだが、その後は平均3.5yds以下のシーズンが続き、昨年夏にはRBフランク・ゴアに押し出される形でジェッツにトレード。そこでも370yds(平均2.8)しか走ることができず、2月に解雇されている。なおスペルはKevanだが、ESPNによると"Pronounced : Kevin"とのことなので、カナ表記はケヴィンでよさそう。
- 4年間パッカーズの3番手RB兼3rdダウンバックを務めたRBトニー・フィッシャーは、昨年春にラムズへFA移籍したものの、シーズン半ばでヒザの前十字靭帯(ACL)を断裂してしまった。そのため再びFAとなった今春はどこからも声がかかっていないが、パッカーズへの復帰に興味を持っている、と代理人。「なぜ彼らは連絡してこないのだろう?と思っていたんだ。素晴らしくフィットすると思うのに」
- LBカート・キャンベルがパッカーズから解雇された。アルバニー大から2005年のドラフト7巡指名で入団したものの、1年目はキャンプでヒザのACLを断裂、2年目はハムストリングを痛めてしまい、2年とも開幕前にインジャリー・リザーブに入ってシーズンを終えている。
- パッカーズがオファーしていたDE/DTジミー・ウィルカーソンはチーフスとの再契約を選択。「馴染んだ居心地のよさ」を代理人は理由に挙げている。