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Notebook: 第3回 Packers Fan Fest
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2007年3月11日
- "Packers Fan Fest"初日に登場した現役・OB選手たちの写真はこちら。また、ボブ・ハーラン会長は今年5月に名誉会長に退くため、ファンフェストへの現役としての出席はこれが最後となる。
- ビッグマネーが飛び交うFA解禁第1週を見守るばかりの、テッド・トンプソンGMの地味な動きについて聞かれたハーラン会長。「私が話した中には、我々が金を使わないことを心配するファンたちもいる。しかしそういう人たちに私は、去年のテッドのフリーエージェンシーへの取り組み方を説明した。我々はしばらく待ってからDTライアン・ピケットとCBチャールズ・ウッドソンを獲って、非常によい結果が出せた。彼は今年もそうすることだろう」
- WRランディ・モスをトレードで獲得する噂についてハーラン会長は、「ファンのみなさんから直接聞いた限りでは、ランディ・モス獲得には賛成しない、という意見が多かった。匿名の電話もたくさんもらった。圧倒的多数だったとは言わないが、彼らが私に言ったのは、『品格を失ってはならない』ということだった」と語っている。よほどのことがないかぎり選手人事に口をださないハーラン会長だけに、すでに獲得しない方針がトンプソンGMたちフロントの中で固まったということなのか。
- WRモス獲得反対の流れについてテッド・トンプソンGMはやはりノーコメントで、「そうするのが一番いいのだ」と説明している。モス関連の質問が出ただけでファンフェスト会場からは大きなブーイングが起きている。
- ファンフェストに登場したロン・ウルフ元GM。「1998年のドラフトでは、ランディ・モスの(人格・素行面の)問題を実際よりも大きく見積もって、指名を見送ってしまった(19位でDEホリデイ、21位でMINがモスを指名)。もし私がもう一度やり直せるなら、ランディ・モスを指名するだろう」
- FBジャスティン・グリフィス(ATL)は結局レイダーズと$3.8ミリオンの3年契約を結んだ。パッカーズが、ここまでで唯一といっていいほど本気で獲りに行っていた選手なので、これは痛かったかもしれない。
- 金曜に訪問したCBトリー・ジェームズ(CIN)に続き、CBフランク・ウォーカー(NYG)が日・月とパッカーズを訪問の予定となっている。あらゆる面でジェームズとは対照的な選手で、まだ25歳と若く粗削りなタイプ。背は低いがスピードやクイックネスに優れる。先発経験は少なく、プロ4年間のほとんどを控えCB兼スペシャルチーマーとして過ごしてきた。
- 上記CBウォーカーの代理人はDTケンドリック・アレンの代理人でもある。彼によると、パッカーズはDTアレンとの再契約も考慮しているとのこと。
- Journal Sentinel紙によると、LBドニー・エドワーズ(SD)にパッカーズは興味を示しており、近いうちにグリーンベイを訪問させるかもしれない、とのこと。チーフスとチャージャーズで計11年間、優れた実績を残してきた選手だが、来月で34歳。3-4隊形ではインサイドLB、4-3隊形ではアウトサイドLBをプレーする彼を、パッカーズがどのように使うつもりなのかもはっきりしない。現在のところ、他にチーフスやイーグルスが興味を示しているらしい。