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Notebook: マッカーシーHCはTEフランクスを擁護
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2007年1月 6日
- 新オフェンシブ・コーディネーター探しについて。具体的な情報があるわけではないが、内部昇格の場合の候補は、ジョー・フィルビンOLコーチとトム・クレメンツQBコーチという見方が一般的。
- 外部に求める場合の候補として地元メディアが挙げているのは、これまでのところ下記のとおりだが、まだ噂以前の段階。ファルコンズのグレッグ・ナップOCとトム・ケーブルOLコーチはゾーンブロッキング経験があり、同じくファルコンズのビル・マスグレーヴQBコーチは、OCとしてもQBコーチとしても数チームで実績がある。彼らファルコンズの3人は、すでにモーラHCが解任されているためレイムダック状態で、獲得は難しくなさそうに見える。ブロンコスのボビー・ターナーRBコーチもゾーンブロッキング経験が豊富。
- ブレット・ファーヴはけっきょく足首の手術を受けずにグリーンベイを後にした。これが何を意味するのかは不明で、引退説も現役続行説もこのことで増えたり減ったりしてはいないようだ。マッカーシーHCは詳しいことは分からないとしながらも、「(手術を受けるかどうか)決めるのは彼だからね。あの状態で7年間プレーしてきたわけだし」と語っている。
- 契約に不満といわれるCBアル・ハリスは、地元フロリダでのトレーニングを好むこともあって、今年も自由参加のミニキャンプは欠席が予想される。問題はそれ以上のたとえばトレーニングキャンプのホールドアウトなどがあるかどうか。マッカーシーHCは、 「最終戦のあとに話し合いをしたが、ポジティブな内容のものだった。私は選手と金銭面についての話はしないが、球団側と大きな対立をすることはなさそうな印象を持ったね。アルはベテランだし、ビジネス面のことは理解している。担当するのは(コーチではなく)ビジネスの部門だ。あとは成り行きを見守るしかない。彼は非常にポジティブだった。チームの方向性を気に入っていたし、今のディフェンスを気に入っていた」
- 今季タッチダウンを挙げられなかったTEババ・フランクスついて解雇論が強くなっているが、マッカーシーHCは来季の彼の復活に期待する旨のコメントをしている。「ババ・フランクスについては、起用法(ブロッカーとしてばかり使われた)が影響を与えたことと、うまく行かないときに彼の自信が揺らいだ、ということもあると思う。彼と話し合った結果、(3月ごろには)ここに戻ってきてオフシーズン・プログラムをこなしてくれると私は期待している。年齢は若返ることはないのだし、オフシーズンから積極的に取り組む必要がある。そしてチームとしては(OLが成長することで)、以前から目指していたようにタイトエンド陣がもっと重要なパスターゲットとなるようにしたい。しかし彼自身も基本に返って取り組み、自信を取り戻さなければならない」
- シーズンが終わればロースター53人の制限が解けて80人枠に増えるため、パッカーズはプラクティス・スクワッドの8人全員をロースターに加えた。これからも、ストリート・フリーエージェント(どことも契約していなかったフリーの選手)との契約は続き、そのうち何人かがNFLヨーロッパに派遣されることが予想される。