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Notebook: DTピケットとOGハッチンソンの腐れ縁
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2006年11月10日
- 水曜発表のインジャリー・リストで"Questionable"だったのはWRジェニングス(足首)とCBウッドソン(ヒザ)。 "Doubtful" はRBモレンシー(腰)とFBマイリー(ヒジ)。
- Cスコット・ウェルズは7巡指名だったため、入団時の契約ボーナスはわずか$22,250ドルだった。総額$15ミリオンの契約延長について本人は、「7巡指名選手にとってはかなりのステップアップだね。(最初は開幕ロースターに残れず)プラクティス・スクワッドからここまで来たんだ。機会に恵まれたことに、とても感謝している」と語っている。2人目の子供が産まれたこともあり、これから妻と2人で新しい家を探すとのこと。
- DTライアン・ピケットとヴァイキングスのLGスティーヴ・ハッチンソンは、もはや腐れ縁といってもいい関係にある。どちらも高校までフロリダ州で育ち、大学はビッグ10カンファレンスのライバル校であるオハイオ州立大とミシガン大に進み、何度も対戦した。2001年にはともにドラフト1巡で同じNFC西地区のラムズとシーホークスに入団し、5年で計10回対戦。プロ6年目の今年は同じNFC北地区に移籍してしまい、今後も年2回ずつ顔を合わせることになる。「僕らは互いのことを知り尽くしているよ。きっと彼も同じことを言っているだろう。仲間にも言っていることだけど、彼に先にパンチさせちゃいけない。こちらは手をアクティブに動かす必要がある。彼は常に姿勢が低く、テクニックが非常に優れているからね」とピケット。
- Kデイヴ・レイナーはFGを3本失敗して成功率80%。高額FA移籍のKライアン・ロングウェルも3本失敗して成功率82.4%と、似たような数字を残している。しかしレイナーが経験していないのは、終了直前の決勝FGを蹴ることだ。ミシガン州立大でもわずか1回しか経験がなく、その時は53ydsを失敗。いっぽうロングウェルは通算12回も終了直前の決勝FGを成功させ、勝負強さには定評がある。「彼が今のような評価を手に入れるのに9年かかっているんだ。1年目の僕がそうなりたいなどと無理はしないよ。今は自分の仕事をして、おとなしくしているさ」とレイナー。
- 今春パッカーズからヴァイキングスに移ったKライアン・ロングウェル。昨季終了直後の話し合いで、パッカーズ首脳は彼の要求額を支払うつもりがないことを明らかにしたのだという。「彼らが僕と再契約するつもりがないのは歴然としていた。コーチ・シャーマンが解任された、あの最終戦の翌日に、僕はフロントに行くよう言われた。そこでの会話は、じっさい5秒ぐらいのものだったよ。『頑張ってくれてありがとう。よくやってくれた。また話し合おう』 と言われて終わり。だから僕はスタジアムから引き上げる途中で妻に、『本気で再契約交渉する気はなさそうな感触だったよ』と電話をした」
- 9月下旬にRBアーマン・グリーンが両ハムストリングを痛めたのは、完全復活手前の彼に少し負担をかけすぎたかもしれない、という反省が首脳陣にはあるようだ。ケガから復帰後は水曜を休養日としたところ、グリーンは100ydsゲームを3連発している。「このやり方は本当にうまくいっている。ヒザへの負担が軽くなっているのだと思う。月・火・水と休むことで木曜と金曜はとてもフレッシュでよい練習ができる。それが日曜の試合にもつながっているんだ」とマッカーシーHC。
- プラクティス・スクワッドにSアルヴィン・ナブーフィと契約し、DEデイヴ・トルフソンをインジャリー・リザーブに入れた。ナブーフィはサザンメソジスト大出身のドラフト外ルーキーで、開幕前にレイダーズから解雇されている。Nnabuife は "na-BOO-fee"と発音するとのこと。
- 今年2月にアイスホッケー戦をランボーフィールドで開催(記事へ)して成功したことを受け、ウィスコンシン大は来年9月8日にネヴァダ大ラスベガス校(UNLV)で行う予定のフットボール戦をランボーフィールドで行う提案をしたが、UNLV側が拒否した。ラスベガス・サン紙によると、ウィスコンシン大からの最初のオファーは$1ミリオン、次のオファーは$1.3ミリオンに増額されたが、数少ないホームゲームを手放すことは受け入れられなかった模様だ。