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Notebook: WRボディフォードはQBロジャースの元チームメイト
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2006年10月27日
- ここまでホーム3戦全敗のパッカーズ。「いろいろな意味で今週は大事な試合だ。まず第一に、ホームフィールド・アドバンテージ。我々には素晴らしいホームフィールド・アドバンテージがあるのだから、それを活かさなくてはならない」とマッカーシーHC。
- 足首を捻挫したWRグレッグ・ジェニングスは水曜発表のインジャリー・リストで "Doubtful" と表示され、現時点ではカーディナルス戦出場は望み薄。しかし松葉杖は取れ、さほど足を引きずることなく歩き回っている。「予想していたよりも、今日の彼はずっと回復していた。治療を続けて、金曜の練習に出ることを目標にしている」とマッカーシーHCは希望を語っている。もしその通りになれば今週中に "Questionable" へとアップグレードされることになるだろう。
- 待ちに待った一発ロングタッチダウンが出たRBアーマン・グリーンについて、これで昨年の大ケガから完全に復活した、とコーチ陣は判断しているようだ。「70ydsも走り切ったことが多くを物語っているよ。彼のことはとても喜んでいる。復活した、と言わないわけにはいかないね」とマッカーシーHC。
- 新入団のWRショーン・ボディフォードは、QBアーロン・ロジャースのかつてのチームメイト。2人はカリフォルニアの短大で一緒にプレーし、ボディフォードはポートランド州立大へ、ロジャースはカリフォルニア大へと移った。「ショーンは優秀な選手で、攻守両方でプレーした。あるとき対戦相手に全米トップのレシーバーがいて、彼はそいつをカバーしてわずか2キャッチに抑えきったんだ」とロジャース。
- WRボディフォードはプレシーズンゲームで7回105ydsと活躍したものの、マイク・マーツOCのオフェンスはパッカーズのものとはかなり違う。今は必死でプレーブック習得に取り組んでいるところだが、たとえスペシャルチーム用途だけでもアクティブ登録されて出場の見込み。
- ここ数年、パスシチュエーションではLBはバーネットだけが残るダイム守備(4-1-6の隊形)を多用してきたが、ドルフィンズ戦ではそれが1回もなかった。また、LBを全員残した3-3-5の変則ニッケル隊形の使用も増えている。A.J.ホークの加入でLB陣のスピードとビッグプレー能力がアップし、LB3人のうち誰がパスラッシュするかわからないフレキシブルな陣形という利点もある。「A.J.ホークは毎週進歩し続けている選手だ。インパクト・プレーヤーになれるような位置に彼を置いておく必要がある。そのことも変更の理由の1つだ」とマッカーシーHC。
- 現在パッカーズのロースターにはルーキーが16人。それ以外にも、WRルヴェル・マーティンなどルーキーでないプロ1年目(今年初めてロースターに入った)の選手が3人いて、合わせると19人。53人ロースターのうち36%がプロ1年目ということになる。
- LBアブドゥル・ホッジ(ヒザ)とDTカレン・ジェンキンズ(足首)は今週も欠場の予定。なんとか来週にも練習開始できれば、とマッカーシーHCは語っている。いっぽうLGダリン・カレッジ(ふくらはぎ)とLBベン・テイラー(ハムストリング)は "Questionable" ながら水曜日の練習には参加できている。
- Cスコット・ウェルズがマイアミ遠征から帰宅したわずか5時間後にジュリー夫人が産気づき、無事に女の子を出産した。3歳の男の子に続いて2人目。
- ディーン・カーナゼスが50日で50州で50回のフルマラソンを走る、Endurance 50 が話題となっている。38州めとなった24日のウィスコンシンではグリーンベイを走り、最後はランボーフィールド内を1周してゴールした(写真)。「私はサンフランシスコ在住だからナイナーズファンだが、グリーンベイは文化遺産のようなものだ。最後の1周をこのスタジアムで走るなんて信じられない。入場トンネルから走り出てスタジアムを見回し、その芝に触れたのは、なんだか夢を見ているようだった」と本人。