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Notebook: イーグルスのブリッツへの対応は
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2006年9月30日
- 次の対戦相手イーグルスはブリッツ多用のアグレッシブなディフェンスで知られ、今年もすでにNFLトップの16サックを挙げている。かつてイーグルスでジム・ジョンソンDCのもとでプレーしたCBハリスは、「彼のフィロソフィーは、『11人のディフェンス全員対クォーターバック』というものだ。スキームにそれが表れているよ」と語る。第3週のライオンズはブリッツをあまり使わなかったが、今回はどうやってQBファーヴを守るかがさらに大きな問題となる。「基本的には、正しい認識を持つこととコミュニケーションが大きな課題となる。今回もロードゲームだし、クラウドノイズの中でちゃんと見てコミュニケートすることが非常に大事だろうね」とCウェルズ。
- 新参のFBマイリーとの先発争いについて質問が集中したFBウィリアム・ヘンダーソンはやや苛立った様子で、「いつだって先発の座は競争だと聞かされているし、何も目新しいことじゃない。いつもと何も違わない。プロフェッショナルとして、こういったことはさらなる努力を促すものだ。本当にそうなんだ。より向上し、なんとかコーチに認められるよう努力をするだけだ」と語っている。
- この日もジェイソン・スピッツは右ガードと左ガードの両方を練習し、どちらで先発するかはまだ決まらない。しかし、おそらくRGトニー・モールが退いてLGダリン・カレッジが先発に残るだろう、との見方が強い。
- 前日のインタビューでCBアル・ハリスの出来についてマッカーシーHCは、「もっと安定する必要がある」と語り、それを伝え聞いてムッとしたハリスが、「僕が問題だと彼が思うなら、放り出せばいい」と言い放つ一幕があった。一夜明けてハリスは、「コーチとは何の問題もない」と語り、ヘッドコーチのコメントを誤って聞いたのが原因だったと釈明している。
- プロボウル級に近い活躍を続けてきたCBアル・ハリスだが、今季のパフォーマンスが落ちているのは事実だ。ベアーズ戦では、大して速くないWRムハマドにスピードで置いていかれ、第2戦はよかったものの、第3戦ではWRロイ・ウィリアムズに少なくともパスキャッチ4回を許している。反則もこれまでパスインターフェア1回、ホールディング2回。
- パスカバレッジで失敗続きにもかかわらずLBブレイディ・ポピンガが先発を続けるが、LBベン・テイラーはチーム優先の姿勢を保っている。「もちろん先発できないのは残念だよ。でもチームが勝つためにできることをするだけだ。僕はスペシャルチームのキャプテンだから、スペシャルチームの準備を整えなければならない。それに控えLBの一番手として、3つのポジション全てを知っておく必要がある。だから心配しているヒマなどないんだ。決めるのはコーチだし、僕は自分の最善を尽くすだけ。ブレイディはよい選手だ。彼には彼の課題があるし、僕には僕の課題がある。彼とはいい関係を続けているし、ラインバッカー全員がそうだ」
- FBマイリーが昇格して空いたプラクティス・スクワッド枠に、LBティム・グッドウェルと契約。メンフィス大出身のドラフト外ルーキーとして今春パッカーズと契約し、開幕前に解雇されていた。LBホワイトの解雇でLBが5人に減ったことに対応した人事と思われる。
- WRグレッグ・ジェニングスが第3週の"Rookie of the Week"に選出された。