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Day 8: ジュニアス・コストンはたらい回し
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2006年8月 6日
- CBチャールズ・ウッドソンがヒップの屈筋を痛めて途中退場。たいしたことはないようだが、土曜日の「ファミリー・ナイト」への出否は、朝になってから決める予定。いっぽう、前日の練習を休んだCBアル・ハリス(ヒジ)は復帰している。LTクリフトンとTEフランクスは「ファミリー・ナイト」を休むことがすでに決まっている。
- 前日に右ガードから左タックルに移されたジュニアス・コストンだが、イージーゴーイングな性格とあってあまり意に介してはいない様子。「練習の2時間前ぐらい、ミーティングでコーチから変更を言われた。基本的には、できるだけ頑張れ、というだけのことだった。多少慣れも必要だけど、落ち着いてできているし、うまく行くと思う。これがNFLだよ。勝つこともあれば、負けることもある。それ以外のことは、なるようになる。僕はそう見ている」
- 日曜に事故を起こして以来2ndチームでプレーしていたDTライアン・ピケットが1stチームに復帰。
- カート・ショッテンハイマーDBコーチはCB陣について、キャロルやホートンやホーキンズら若手控えCBたちの成長を賞賛し、「層は厚い」と自信を示している。
- 土曜日の「ファミリー・ナイト」のスクリメージは、今キャンプに入って最初のライブ・タックリング練習となる。ディフェンスが自由にタックルできるのと同様に、オフェンス側も、これまでチームメイト相手には使っていなかったカットブロックを初めて実戦使用することになる。
- スクリメージ練習でのオフェンスのプレーコールは、マッカーシーHCとジャゴジンスキーOCが交代で行う予定。「プレーコーラーに練習など要らないと思っているかもしれないが、選手たちと同様、私にも練習が必要なのだ。だから、最初のシリーズは私がやるつもりだ。しかしジェフ(ジャゴジンスキーOC)にも機会を与えたい。たとえばボックスにいるコーチとのコミュニケーションなど、ゲームマネジメント上の組織作りを我々としてはしっかりやっておかなくてはならない。最初のプレシーズンゲームのサンディエゴ戦までにね」
- 大ピンチといえる自陣3ydsからのパント練習(弱い追い風)で、ジョン・ライアンは6回平均58.8yds、B.J.サンダーは平均50yds。自陣20ydsからは、ライアンが2回平均43ydsでサンダーが57yds。ライアンは飛距離こそ上回ったものの、計8回のうち6回が低い(滞空時間の短い)パントで、この日に関してはサンダーが優位だった。
- 故レジー・ホワイトのNFL殿堂入り式典に出席する予定だったボブ・ハーラン会長だが、急に体調を崩して木曜日に入院、式典は欠席することになった。Journal Sentinel紙によると胆石で、少なくとも数日は入院することになる。ハーラン会長は声明を発表し、「何があってもレジーの殿堂入り式典には出たかったが、タイミングが本当に悪かった。パッカーズにとって、グリーンベイにとって、そして彼の友人たちにとって、レジーがどれほど大きな存在か、誰もがよく知っていることだろう。彼の殿堂入りは、ご家族にとってもこのフランチャイズにとっても、まさに歴史的な日となる。その場にいられないことを、私は極めて失望している」
- パッカーズから殿堂入り式典に出席するのは、QBファーヴ、FBヘンダーソン、LSロブ・デイヴィス、テッド・トンプソンGM、エドガー・ベネットRBコーチ、元LBジョージ・クーンス(Director of player development)、元RBドーシー・レヴェンズ(プロ・スカウト部長のインターン)、ヘッド・トレーナーのペッパー・バラス、用具マネージャーのレッド・バティー、チームドクターのパトリック・マッケンジーとジョン・グレイなどなど。また、理事会からも5人が出席する。夕方の「ファミリー・ナイト」に間に合うようチャーター機でとんぼ帰りするが、「全く心配はしていない。極めて大きな意義のあることだし、わが球団にとって非常に重要なことだ」とマッカーシーHC。
- 60年代の名ガード、ジェリー・クレイマーがサイドラインを訪れて練習を見学した。