2巡で3つのトレードを行ったパッカーズはまず2巡15位(全体47位)でボイジー州立大のOTダリン・カレッジを指名した。本人によると、パッカーズ側からは「さしあたってタックルで」と言われているとのことだが、チーム側のニーズは言うまでもなくガードであり、またカレッジ本人も「バルクアップしてガードの方がよさそう」という見方がある。サイズよりも機動力、というジャゴジンスキー新OCの方針にぴったりの選手のようだ。
2巡15位(全体47位) OT ダリン・カレッジ Daryn Colledge | |||||
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Boise State | Senior | 6-4 (194cm) | 299lb(136kg) | 40yds/5.04秒 | 1982年2月11日生 |
Strengths : 10yds走1.67秒はOT中トップ、3コーンドリルも垂直跳びもトップクラスであるように、アスレチック能力に非常に優れている。クイックネスとボディバランスがよく、しっかりヒザを曲げられるのでパスプロテクションに優れている。スピードを活かしダウンフィールドに進んでのランブロックもよい。バルクはないが、パワーは素晴らしいものがある。まだ体重を増やせる骨格がある。 レッドシャツを経た1年目から4年間全て先発左タックルを務め、経験は豊富でイヤらしいプレーができる。アラスカ出身。 |
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Weaknesses : OTの理想にはややサイズが小さい。腕が短めで、バルクに欠ける。下半身のパワーがなく、大型DLが相手だと馬力で押し負けることがある(ゾーンブロッキングスキームでは弱点にならないかもしれないが)。評価はかなりまちまちで、テクニックが不安定という声もある。所属カンファレンス(WAC)がややマイナーで、トップクラスのパスラッシャーとの対戦経験が不足気味かもしれない。 |