グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2006年3月25日

Cフラナガンはテキサンズへ

先発センターのマイク・フラナガン(32歳)がテキサンズとの契約に合意、グリーンベイを離れることになった。Journal Sentinel紙によると、契約ボーナス$3ミリオンを含む総額$9ミリオンの3年契約で、再契約を望んで交渉を続けていたパッカーズとは金額にかなりの開きがあったようだ。テキサンズにはマイク・シャーマン前HCがアシスタントHCとして入団しており、またシャーマンは1年だけ在籍したUCLAでOLコーチとして彼を指導したこともある。

UCLAから1996年のドラフト3巡指名で入団したフラナガンは、1年目のプレシーズンゲームで右脚(すね)の骨を2本とも骨折、筋肉や神経にも損傷を負い、2年間は全く出場できなかった。3年目にはいったんパンサーズへのトレードが決まるが、フィジカルチェックに合格せずトレードは取り消しに。この年の途中から2番手センターとなった彼は、プロ6年目の2001年にようやくウィンタースを退けてスターターの座をつかんだ。クイックネスを活かした安定したプレーぶりでOL陣のリーダーとなり、2003年シーズンには補欠からの繰上げでプロボウル出場も果たしている。

しかしこのところはケガが多く、将来への不安を感じたパッカーズが高額オファーを控えることになった。2004年はヒザの手術で3試合しか出場できず、スポーツヘルニアに苦しんだ昨年は、無理して14試合に出場したものの本来の力は発揮できていなかった。

5年にわたって先発センターを務めてきたフラナガンが抜け、C/Gルーガマーとの再契約も今のところなさそう。今後FA選手を獲得するかどうかは分からないが、現在のロースター上では、先発経験もある3年目のスコット・ウェルズが最有力。昨年のドラフト外のクリス・ホワイト、5巡指名のジュニアス・コストンが追う形だが、ウェルズとは経験の面で大きな差がある。

カテゴリ : Contract/Personnel, Player