かつてパッカーズの一員としてスーパーボウル制覇も経験したブレット・ファーヴの元同僚たちが、 "Packers Fan Fest" に招待された機会に、「ブレットはまだ引退すべきじゃない」と口々に語っている。
元DTサンタナ・ドットソン。「彼が釣りとハンティングとゴルフとフットボールを大好きなことは誰でも知っている。最初の3つは、死ぬまでにいくらでもできるさ。でもフットボールには、(ゴルフのような)シニア・ツアーはない。ヘルメットを置いたら、そこで本当に終わりなんだ。本当にそれでいいか、覚悟ができなければ。釣りやゴルフやハンティングはね、みんな信じないかもしれないが、毎日やり続けるなんてできないんだよ」
ファーヴの親友、元Cフランク・ウィンタースは、つい最近も何度か彼と話をし、アドバイスを求められたのだと言う。「『引退なんて、おまえバカじゃないか。給料小切手をもらいながら、できる間はフットボールを楽しめよ』とヤツに言ってやった。だって、まだ若いのに引退しちまうと、使い切れないほど時間ができてしまう。あれほどのレベルにある選手なんだからなおさらだよ。だから彼にはフィールドに戻ってきてほしいけど、まあ最終的に決めるのは彼自身だからね」
ウィンタースは続けて言う。「引退して懐かしく思うのは、毎日のロッカールームで、仲間たちと一緒に時間を過ごしたこと。それを失ったことが一番寂しいね。こんな商売は他にはないよ。仕事に来て、仲間と過ごし、笑う。 スーツを着て出勤する必要もない。スウェットに短パンにサンダルで、練習が始まるまで仲間とつるんでいればいい」
29INTなどキャリア最悪のシーズンだったファーヴについて、元エースWRアントニオ・フリーマン。「ブレットこそチームの中心だ。僕がいた頃からずっとそうだったし、今だって変わりはない。弁護させてもらうが、開幕週にWRジャヴォン・ウォーカーを失い、TEババ・フランクスが6週か8週欠場、3番手ロバート・ファーガソンが7週欠場、RBアーマン・グリーンにRBナジェ・ダヴェンポートまで失い、先発ガードが2人抜けた。クォーターバックにはキツすぎるよ」