グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2006年2月21日

エイクマンがファーヴを語る

今のブレット・ファーヴと同じ悩みを5年前に味わった元QBトロイ・エイクマンがインタビューに答え、低迷するチーム状況がファーヴを引退に追い込むかもしれないと語っている。エイクマンによると、彼は引退問題に関してファーヴからアドバイスを求められた数人の元一流QBの1人らしい。

「ここ数年にわたって、ブレットと私は、私のキャリアの最後の頃のことについてずいぶん話をしてきた。ちょうど今の彼のような時期のことだ。私の最後の頃と自分の今の状況が似ているとブレットは思っているようだった。身体面ではなく、チームの状況がだ」

エイクマン自身、何度も受けた脳震盪よりも、低迷したカウボーイズのチーム状況の方が、引退への大きな要因になったと語っている。「私の場合、健康面はさほど大きな理由ではなかった。優勝を争うのに必要なことがチームとしてできていない、と感じたことの方が大きかった。(29INTを喫したとはいえ)ブレットはまだ高いレベルでプレーしている。彼は今でもリーグ最高のクォーターバックの1人だ」

「もし今決めるなら引退の方」という先月末のファーヴ発言は、その時が来たことの証拠かもしれないとエイクマンは見ている。「100%打ち込める気持ちを再び取り戻し、『そう、これこそ俺のやりたいことだ』とはっきり言えるだろうか。自分がどれほどよいシーズンを送っても、苦しい時期は必ずあるものだ。我々が最も強かった、スーパーボウルに勝った頃でも、つらい時期は何度もあった。もし100%打ち込めない時にそのような状況になったら、『なんで俺こんなことしてるんだろう』と自問することになる。肝心なクォーターバックがそんなふうでいいのかどうか」

カテゴリ : Player