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Notebook: ルーガマーが先発RGに
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2005年12月 2日
- ウィリアム・ウィティカーを下げ、グレイ・ルーガマーを先発左ガードとする、とシャーマンHCが明言した。このところの不振、とくにヴァイキングス戦で敗因を作ったウィティカーに対し、ルーガマーは数シリーズ起用されたイーグルス戦でまずまずのプレーを見せたからだ。ただし若いウィティカーを見限ったわけではなく、今後も試合で使っていく、とシャーマンHCは話している。
- 先発両ガードの移籍を許し安価な若手に切り替えたことが、今季の不振の一因となったことは衆目の一致するところだ。そういった批判に対してテッド・トンプソンGMは、「私はガードの重要性を見誤ったりはしていない。そのような呼び方は間違っている。優れた選手たちがいたが、彼らを同時に同じチームでプレーさせるのは経済的(サラリーキャップ的)に不可能だったということだ」と答えている。では十分な後継選手を見つけられなかったのではないか、とさらに聞かれると、「我々が間違っていたのか、はっきりとは分からない。十分にランが出せていないのは確かだ。誰もが両ガードのポジションばかりを指摘するが、ランニングゲームには他の選手たちも関わっているのだ。今後を見守りたい」としている。
- 上記の記事で紹介した新加入のRBノア・ヘロンがすぐさま初練習に参加。それだけでなく1stチームでかなりのプレー数をこなした。準備が足りなくても、ベアーズ戦に出場させるのは明らかだ。フィッシャー(肋骨)がまだ万全でないことから、ヘロンを2番手として使い、フィッシャーは3rdダウンバックとするのかもしれない。
- DTコリン・コールとDTカレン・ジェンキンズのどちらを先発させるのか、まだ決めてはいない、とシャーマンHC。イーグルス戦で初先発を果たしたコールだが、プレー内容はさほど目立ったものではなかった。どちらにせよ、これまでも2人は同じ程度のスナップ数を分け合っており、どちらが先発かはさほど問題でないとも言える。
- TEババ・フランクス(脳震盪・背中)はユニフォームを着て練習フィールドに来たが、チーム練習には参加しなかった。すでに背中の痛みはなくなり、少し頭痛が残っているだけとのこと。「今週いっぱい様子を見てから出否を決める」とシャーマンHCは語っているが、最近は軽めの脳震盪であってもNFLでは出場させないことが多い。
- キックオフリターン練習にCBアマド・キャロルも参加。誰をメインで起用するか、今週の練習を見て決める、と首脳陣は語っている。
- かつてQBコーチだったスティーヴ・マリウッチとブレット・ファーヴが非常に仲がよいのは周知の事実で、「ファーヴはマリウッチをHCに望んでいる」という噂がつい最近も流れたほど。しかし、ヘッドコーチ解任後にもマリウッチと電話で話をしたというファーヴは、チームで一緒に働く可能性を否定している。「来年はコーチをしないのではないかと僕は思う。コーチングから離れて、外から眺めるつもりじゃないかな」