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Notebook: DEバジャ=ビアミラの奮起を
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2005年9月24日
- ブラウンズ戦では大きなミスが敗戦につながったCBジョーイ・トーマスだが、選手たちの口ぶりによると、今週もトーマスが先発で行くようだ。頭部へのヒットで頭痛が残っていたが、木曜日にはずいぶん気分はよくなったとのこと。先発は、体調が順調に回復すればの話だ。
- トーマスが先発ならCBアマド・キャロルは今週もニッケルバックとなる。水曜日の練習では腹部を痛めて途中退場したが、木曜日の練習には復帰している。
- DEカビーア・バジャ=ビアミラは水曜日にシャーマンHCと話し合いを行った。説教というよりも、「お前が頼りなのだから」と奮起を促す方向の話だったようだ。「彼は僕が必要なのだと言ってくれた。彼は(自分の働きに)失望していると言っていたが、それは当然だと僕も思う」とバジャ=ビアミラ。ブラウンズ戦でパッカーズはサックを挙げられず、QBディルファーに好きなように投げられてしまった。自分は相手LTシェルトンに対しスピード勝負ばかりだったが、もっとパワーで押していくべきだった、とバジャ=ビアミラは振り返っている。「外を回ってやっつけようとばかりしてしまった。パワーでファイトしたのは試合終盤になってからでは遅すぎた。彼はQBが深くドロップしないのを知っていたので、長い腕を使って僕を寄せ付けないだけでよかったんだ」
- 開幕前にパッカーズから解雇されたDTクリディアス・ハントは、まだフリーエージェントのまま、どことも契約していない。彼は、"Rotator cuff"(回旋筋腱板)痛めており、場合によっては手術が必要とのこと。その場合、ケガしていながら解雇された、と苦情を申し立てるかもしれない。これは昨年開幕前に解雇されたQBカウチと同じパターン。苦情を申し立てた時点で、訴えられたチームは今季支払うはずだったサラリーの半額(ハントの場合$625,000)をサラリーキャップに加算しなくてはならず、NFLからの裁定を待つことになる。
- ドラフト3巡指名から2年目、DTドネル・ワシントンは開幕ロースター入りは果たしたものの、2試合ともアクティブ登録されていない。1年目をケガで棒に振った彼の2年目には期待も大きかったが、控えOL相手にも1on1のドリルで歯が立たないなど、全く期待外れのトレーニングキャンプだった。「もっとテクニックや基本技術を安定させなければならない、とコーチたちからは言われている」とワシントンは語っている。アクティブ登録されると思っていたのに、と本人はやや不満そうだが、あのキャンプ内容ではロースター入りできただけでラッキーだ、と地元記者たちは見ている。
- トム・ロスリーOCは心臓発作からもうじき1年。ドクターの指示を守り、なんとか時間を作って1日1時間の運動をこなしている。先日の試合前にも1時間半ほどランボーフィールド周辺を歩いたが、さいわい誰も自分の顔に気がつかなかった、と彼は笑っている。「ビル・パーセルズは何回か心臓発作の経験があるのだが、彼も、『何とかして時間を作って、外に出て運動し、血行を良くし、歩いたりエクササイズしなければならない』と私に言ってくれた」