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Notebook: レジー・ホワイトの思い出
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2005年9月17日
- ホーム開幕戦となる今週末のブラウンズ戦のハーフタイムには、昨年末に急死した元DEレジー・ホワイトの永久欠番セレモニーが行われる。ホワイトの遺族がセレモニーに参加するほか、17歳の娘ジェコリア(歌手志望)が試合前に国歌を歌うことになっている。
- シャーマンHCの今週の説教は、レジー・ホワイトの伝説に恥ずかしくないプレーを、ということだったようだ。かつての同僚Cマイク・フラナガンは、「レジーと一緒にプレーできなかった選手、知り合うことさえできなかった選手が、今は大勢いる。レジー・ホワイトがこのチームにとって、NFLにとって、人類にとってどのような意味を持っていたかを、コーチ・シャーマンは選手たちに伝えたかったんだ」
- レジー・ホワイトについて、QBブレット・ファーヴ。「僕のキャリアで最高の出来事の一つが、レジー・ホワイトと共にプレーする機会を持てたことだ。今の僕の物事への対処の仕方、チームに愉しみをもたらそうとすること、試合だけでなく練習やミーティングでもチームに激しさをもたらそうとすること、そういったことは全てレジー・ホワイトから受け継いだものだ。それは疑いようがない。なんと素晴らしい選手だったことか。自分はレジー・ホワイトと一緒にプレーしたのだと言えるのは大変な名誉だ」
- ハリケーンのために実家が壊滅的被害を受けたQBブレット・ファーヴだが、開幕戦での不振はそうしたことが影響したのではないと語っている。「僕はこれまでのキャリアで、フィールド外でのことをプレーの言い訳にしたことはないし、今回もするつもりはない。そうできたらいいとは思うけれど、そんなことをしても自分のためにはならないし、チームのためにもならない。僕はこれまでいつも、なにか悲劇があっても、練習や試合のわずか3試合だけでも心から締め出してやってきたし、先日の試合でもそうだった。ハリケーン被害のことには大きな注意を払ってはいるがそれと同時に、こんなことは言いたくないけれど、悲劇の中でやっていく訓練はできてしまっている」
- ヒザの大きなケガから復帰したCマイク・フラナガンは、プレシーズンゲームではやや不調で、開幕戦でもDTショーン・ロジャースに圧倒されるシーンが何度もあった。「やられることは時々はあるが、誰もがそういったプレーだけを覚えているものだ。(昨年ヒザをケガする)前と同じぐらいのプレーをしているか?
それはノーだ。まだ少し錆びが残っているか? たぶんそうだろう」とフラナガン。ベクトルOLコーチは、「私が予想したとおりの回復をしてきている。もう少しよくなれば、我々の愛したかつてのフラニィになるだろう」
- 元ブラウンズのSアール・リトルは、オフの火曜日にオフェンス・ディフェンス・スペシャルチーム全てのコーチとミーティングを行い、古巣について知る限りのことを話し合ったようだ。ただし今年のブラウンズはヘッドコーチが交代しており、少なくとも戦術面では助けになりそうもない。移籍してすぐに第2週ブラウンズ戦に丸をつけたという彼は、「(コーチが替わったとはいえ)まだとてもいい選手たちがいる。油断してかかると、痛い目に遭う」とかつてのチームメイトに敬意を表している。