グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2005年8月23日

シャーマンHCと契約延長に合意

今季限りで契約が切れるマイク・シャーマンHCだが、Press-Gazette紙によると、2年の契約延長でトンプソンGMと大筋合意に至ったとのこと。先週末に両者が合意し、あとは今週細部を詰めてから正式契約の運びとなりそうだ。2006年と2007年のサラリーは、今年の$3.2ミリオンとほぼ同じ額ではないかとされている。2000年シーズン以来ヘッドコーチを務めてきたシャーマンは、2007年まで8シーズンにわたって指揮を執ることになる。

ヘッドコーチの任免を含む全権を与えられたテッド・トンプソン新GMは、今年1月の就任以来、「いつシャーマンHCの契約を延長するのか、それとも乗り気でないのか」と常に注目を集めてきた。シャーマンとしては1月にGM職を失ったうえ、契約が延長されないまま契約最終年が進行中。本人は全く平静を保っていたが、地元メディアには、「レイムダック状態で、いい仕事をするだけの権威が保てるのか」と心配する向きと、「このままある程度シーズンが進むまで判断を保留すればよい」とする意見とに分かれていた。

あまりに静かだったため、「やはりシーズンがある程度進むまで見守るのだろう」と最近は見られていたが、ここでトンプソンGMが契約延長に踏み切ったのは、十分に見極めがついたと判断したのか、それともレイムダック状態を解消するために、短めの契約延長を与えたのか。もう一つの要素として、「もし来年ヘッドコーチが交代したら、ファーヴとしては全く新しいオフェンスでやり直すのを望まず、引退に傾くのではないか」と指摘する声もあった。

カテゴリ : Coach/Front Office, Contract/Personnel