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Day 17: WRウォーカーとCB キャロルが乱闘
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2005年8月16日
- CBトーマス、WRマーフィ、LBブレイディ・ポピンガ、CBクリス・ジョンソンが練習に復帰。今年のキャンプで初めて、16人のDB全員が練習に参加している。
- CBジョーイ・トーマスはスターター組への復帰ではなく、この日はCBアマド・キャロルがスターターのまま。長いこと休んだために、スターター争いはリセットされてしまったようだ。「今日はまだ少し動きが鈍かった。ケガから復帰するために彼は必死で頑張ってきた。今後どうなるか、見守っていかなければ」とライオネル・ワシントンCBコーチ。
- ディフェンス全体で最も心配なのが、ハントとジャクソンを欠くDT陣。この日はDTドネル・ワシントンが1stチームのノーズタックルに入ったが、それはワシントンの出来が良いからでは決してなく、コリン・コールやジェームズ・リーなど、どんぐりの背比べだから。ワシントンに関して記者たちの評判は相変わらず良くない。
- 「今日はあまりにも落球が多すぎた。ベテランたちはまずまずだったが、ロースター入りを目指す若手たちの落球が多すぎる。今週はコーチたちに印象付けるためには大事な週なのに」とシャーマンHC。今日に限らずマーティンやスティールなどTE陣の不安定さが目立っており、ランブロックも含めてフランクスの不在は痛い。
- この日もLGクレムとRGウィティカーが1stチーム。ロスリーOCは、「彼らはとてもいい仕事をした。次回も先発させることになると思う。オドワイヤーはケガをしていたし、彼のことをもっとよく知る必要がある」
- 2番手センターのCスコット・ウェルズが、この日は左ガードもプレー。ガードの控えが務まるかのテストのようだ。「彼はランブロッキングは非常にいい仕事をしているので、ガードとしては、パスプロテクションがカギになる」とロスリーOC。
- ここまで期待はずれだったQBオサリバンだが、この日は今キャンプ最高の出来。
- ドラフト外ルーキーのLBロイ・マニングは2ndチームのウィークサイドをプレー。3ポジション全ての控えをこなせるかどうか、ロースター入りへ向けてのテストが続いている。
- 過去3年、控えLBとしてロースターに喰らいついてきたLBパリス・レノン。チャージャーズ戦を含めてこのところのプレー内容は良く、今年も開幕ロースター入りか。
- WRジャヴォン・ウォーカーとCBアマド・キャロルがヒートアップしてつかみ合いとなり、チームメイトに引き離されてようやく沈静化。練習最後のハドルで、シャーマンHCは両者を握手させた。「フィールドでのことはフィールドで終わり。ロッカールームには持ち込まないよ」とCBキャロル。WRウォーカーは「ノーコメント、ノーコメント」と繰り返した後、「ちょっとT.O.(テレル・オーウェンス)みたいじゃない?」と笑い出した。
- 契約問題がこじれにこじれているWRテレル・オーウェンス(PHI)についてWRウォーカーは、自分の状況は彼とは違っている、とコメント。どう違うのかと聞かれると、自分の場合はコーチやフロントとよく話し合い気持ちを伝え合ったが、その点があちらとは違うのだろう、と親しい友人のオーウェンスをかばっている。
- Sアーテュロ・フリーマンの解雇は、「どうせ戦力外なら早く解雇してくれ」と本人からの求めがあったようだ。シャーマンHCは、「どこか他で仕事を探すためにも、こうした方が彼のためになると思ったのだ。我々はマーヴィール(アンダーウッド)たちにもっとプレー機会を与えたかったし、(開幕前ぎりぎりに解雇することで)次の仕事を見つける邪魔をしたくはなかった」と説明している。その言葉どおり、フリーマンは解雇された日曜日の午後にはすでにタイタンズとの契約に合意、プレシーズン最終戦で対戦することになった。