グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2005年3月27日
今回のオーナー会議で決定した主なルール改正は以下の通り。中には継続審議として次回5月の会議で話し合われるものもある。
- 倒れる寸前のファンブルに関して誤審が多いため、ダウンバイコンタクトの判定もインスタント・リプレーの対象にしようという提案がなされたが、惜しくも否決。32票のうち20票の賛成があったが、必要な24票に届かなかった。そもそもインスタント・リプレーそのものに反対しているメンバーが今回も反対に回っているとのこと。
- 相手の背後から近寄って足元にローブロックする、"peel back block"が禁止され、アンネセサリーラフネスで15ydsの罰退となる。このようなプレーでケガをさせられる選手は後を絶たず、この案は満票で承認された。
- 明らかにプレーから離れている相手へのカットブロックやローブロックを禁止し、アンネセサリーラフネスで15ydsの罰則とする。こちらも満票で承認された。2002年にLTクリフトンが大ケガさせられた、インターセプト後のブラインドサイドからのヒットもその対象となる。
- インターセプト後のQBと同じように、パンターとキッカーの保護も強化されることになり、アンネセサリーラフネス(15yds)の適用範囲が広がった。
- ボールキャリアの背後からショルダーパッドを掴み、引きずり降ろすような ホースカラー・タックルは大ケガの元になるとして禁止が提言されたが、5月の会議で継続審議されることになった。条文の文言に問題があるというコーチが何人かいたため、その点を修正して改めて審議する。
- インテンショナルグラウンディング判定の際に問題となるポケットの幅について、以前はタイトエンドの位置まで含まれる場面もあったが、今後は左右両タックルの間だけとなる。
- イリーガルコンタクトの罰則を5ydsのみにして、オートマティック・1stダウンでなくそうという案は否決。反対が21票。
- パスインターフェアを一律15ydsの罰退にする案は否決。反対が24票。
カテゴリ : NFL