グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2005年1月 1日

WRロバート・ファーガソンの記者会見

負傷以来初めて記者会見に応じたWRロバート・ファーガソン。「今でも、この日曜日のベアーズ戦から復帰できると思っている」と真顔で語ったが、さすがにチーム側はそのつもりはなく、すでに欠場が発表されている。「今はまだ限られた運動しかできていない。軽い運動をしながら、全てが回復してくるのを待っているところだ。(脳震盪の後遺症による)頭痛を除けば、日に日に良くなってきているのが判る。もう腕立て伏せもできるところまで来た。間違いなく、良くなってきてるよ」

ストレッチャーに乗せられてフィールドを後にする時、彼は右手を上げて親指を立てて見せた。しかしその時はまだ下半身の感覚がなかった。「足が動かないわけだから当然のことだけど、僕のキャリアは終った、と思った。今のが自分の最後のプレーだったのだと。でも病院に向かう途中で感覚が戻り始め、自分のフットボール人生にはまだ未来がある、と自信が持てた。脚が折れたりしていないことは分かっていたから、復帰してプレーできると思った」

あのとき親指を立てて見せたのは、実は、テレビを見ている娘に無事を知らせるためだったのだ、とファーガソンは言う。「上の娘はいま4歳だ。だから、何が起きているかは理解できる。本当に僕の頭にあったのは、家族のことだ」

次のヴァイキングス戦では、ファーガソンが同行できないにも関わらず、チームは彼のロッカーを準備。また試合後には彼の名前を書いたボードを掲げ、ファーガソンに勝利を捧げる、と選手たちは口々にコメントした。「ほんとに感動した。テレビで試合を見るだけでもつらかったからね。チームメイトがそんなふうに思ってくれていると知るのは幸せなことだ」

プレーオフを諦めてインジャリー・リザーブ入りする可能性について聞かれると、「このシーズンのために、たくさんの準備を積み重ね、ハードワークを続けてきた。その結果がどうなるかを見届けたいし、ポストシーズンはまた新たなシーズンでもある。フィールドに出て、自分の能力を、レシーバーとしてどれだけオフェンスに貢献できるかを示すチャンスだ。そのことに今は集中している」

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