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Notebook: LB陣スクランブル
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2004年12月10日
- パスディフェンス不振のため、シャーマンHCはラインアップの変更の可能性もある、としているが、「ケガ人の状況がはっきりするまで待つ」と語っている。意味するところは、ローマンを控えに下げてSバウ・ジュー(脳震盪)をストロングセーフティで先発させる、ということではないかと見られている。
- 今週の練習がスタートした水曜日、LBナイル・ディッグス(腎臓の打撲)は球団施設に少し顔を出したが、ほとんどは自宅で休養を取っている。「彼はよくなってきた。ずっとよくなった。普通と変わらぬ様子で歩き回っているよ」とダフナーLBコーチ。シャーマンHCはライオンズ戦出場の可能性も捨ててはいないと言っているが、常識的には、まず無理だろう。
- ディッグスの欠場に備え、LBハンニバル・ネイヴィーズ(通常はストロングサイド)と控えLBパリス・レノンがウィークサイドを練習している。レノン先発が最有力だが、ネイヴィーズがストロングサイドから移る場合、ストロングサイドで先発するのは控えのニック・ロジャースになりそう。
- 水曜日発表のインジャリー・リストでは、Cグレイ・ルーガマー(足首の捻挫)は"Probable" となっている。心配されたほど重くなかったということか。
- 11週のテキサンズ戦の後でRB陣の補強のために契約したRBジェームズ・ジャクソンが解雇された。RBグリーンとRBダヴェンポートが順調に回復したためだろう。ジャクソンはラムズ戦で1回だけフィールドに立ったが、フォルススタートをしただけで退団となった。
- イーグルス戦でQBファーヴのインターセプトの際にレビューを要求しなかったのは、ボックスで見ていたスタッフがシャーマンHCにそのような指示をしなかったため。その役割を担うのはスペシャル・アシスタントのヴィンス・トービンだが、コーチのボックスにテレビ局から供給されるビデオ・リプレー映像は、テレビ映像とは異なっており、「覆る可能性あり」と分かるビデオが流されたのは、次のイーグルスオフェンスが2ndダウンを迎えようとする頃だったらしい。トービンによると、他チームのコーチたちも同じような不満を抱えている、とのこと。
- QBブレット・ファーヴはもともと髪を短くしているが、水曜日の記者会見ではさらに大幅に短くしたクルーカットで現れた(写真 / ニュース映像)。理由はもちろん、乳がんの化学療法のために髪が抜け落ちるであろう妻ディアナをサポートするため。「僕もさらに短くして行って、妻と同じにするつもりだ。徐々に慣らしていかないとね。彼女は髪が無くたって僕よりずっと綺麗だが、僕がこうすれば少しでも気が楽になると思うんだ。わからないけどね。彼女は化学療法を受けるより他に道はない。僕はできる限りのサポートをするよ」
- パッカーズの選手たちが、ガンと闘う子供たちの施設を訪れ、ともにクリスマス・パーティを楽しんだ。(写真)