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Packers - Eagles Notebook
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2004年12月 7日
- マイク・シャーマンHC。「今日のパフォーマンスからすれば、彼らがウチよりも優位にある、と言わざるをえないだろう。彼らが、この得点差ほどわれわれより優れているか。そうは思わない。先週、あの点差ほどウチがラムズより優っていたか。そうは思わない」
- マンデーナイト明けの試合について、マイク・シャーマンHC。「これまでは、マンデーナイトの翌週にはいい成績(9勝2敗)を残してきた。だから、(時間がなかったことを)言い訳にはできない」
- ボブ・スロウィックDC。「大きな危機にあるのは確かだ。ディフェンスのプランについては、私が全ての責任を負う。最終的には私が責任者なのだから」
- QBブレット・ファーヴ。「今日の試合を見たら、ウチはフィリーと同じレベルにはない、と間違いなく思うことだろう。しかしウチにも可能なんだ。ただ、彼らはあのようなレベルで毎週毎週プレーを続けている」 「向こうのディフェンスは去年より良くなっている。でもこっちのオフェンスも、去年よりいいと思っていた。彼らは、『強力オフェンスを封じ込めた』と言うだろうし、実際その通りだ。疑問の余地はない。しかし、(今日の出来では)たとえ他のチームが相手であっても、マシなオフェンスができたかは分からないね」
- ボブ・スロウィックDCはこの試合、これまでとは違ってゾーン主体のディフェンスを布いた。特にパッカーズの若いDB陣は、「マンカバーならそこそこやるが、ゾーンは下手くそ」というのは定評になっていたのだが。WRオーウェンスもRBウェストブルックも、繰り返しミドルへのパスをロングゲインに結びつけた。
- CBアル・ハリス。「向こうは非常にいい仕事をして、ウチのゾーンカバレッジの弱点を突いてきた。試合で起きたのはそういうことだ。ウチはゾーンをたくさん使った。しかし、そうすべきだと考えたからそうしたんだ。テレル・オーウェンスとは5回か4回マンカバーした。自分は、コーチがコールするプレーをしなきゃいけないし、彼(スロウィックDC)は自分が正しいと思うプレーを選ぶ。僕は彼のすることは全て支持するし、誰かを非難するようなことはしない」
- ゾーンカバレッジについて、シャーマンHC。「ウチはいろいろ織り交ぜようとしただけだ。マン・カバレッジもたくさん使った。あのチームを1つのカバレッジだけで倒せるとは思っていない」
- FSシャーパーが先発出場できず、セーフティ陣にとっては今季最悪の試合となってしまった。SSマーク・ローマンは何度もRBウェストブルックにぶち抜かれ、ミスタックルし、3つのタッチダウンを許した。Sバウ・ジューは最初のタッチダウンをWRオーウェンスに許したあと、2つめのタッチダウンでもRBウェストブルックのカバーをしくじっている。
- 先週ヒザを悪化させてしまったFSダレン・シャーパーは、今季中は完全には回復しないかもしれない、と珍しく弱音を吐いている。第4Qにはほとんどを彼に代わってホーソーンがプレーした。
- CBアマド・キャロルはホールディング、パスインターフェア(31yds)、イリーガル・コンタクトの反則を立て続けに犯し、最悪の試合だった。「何が起きたか、思い出すことさえできないよ。あまりに多くのタッチダウンがあったから」と本人。
- 敵陣レッドゾーンに攻め込みながら、第2Q最初のプレーでQBファーヴがインターセプトを喰らった。捕ったCBシェルドン・ブラウンは倒れこむ際にボールをジャッグルしており、「少なくともチャレンジする価値はあったのでは」と疑問視する声も多い。
- パッカーズOL陣が5サックを許したのは、2000年の同じくイーグルス戦以来とのこと。イーグルスがブリッツを増やしたのは点差が開いてからで、それまでは4メンラッシュで十分プレッシャーをかけていた。
- 第4Qに2TDを決めたQBクレイグ・ノールについて、ベヴェルQBコーチ。「ノールはよくやった。頼もしい働きだったと思う。2つのTDに加え、いい3rdダウンコンバージョンが2つあった」
- 初出場となったCスコット・ウェルズは、第2Qの最後でショットガン・スナップがQBファーヴの頭を超えてしまった。しかしQBファーヴは拾ってパスを投げ、インコンプリートで済んだ。
- 3キャッチ(1TD)を挙げたFBウィリアム・ヘンダーソンは、通算パスキャッチ273回となり、RBドーシー・レヴェンズの271回を超えてパッカーズのRB史上最多パスキャッチとなった。
- パッカーズ守備陣は、先週452yds、今週542ydsを許して2試合計994yds。これは1958年シーズン(ロンバルディ就任の前年)に、ラムズと49ersに計1023ydsを許し連敗して以来。
- LBナイル・ディッグスは腎臓を打撲し、試合半ばで病院へ。試合直後の会見でシャーマンHCは、「今は、チームと一緒にグリーンベイへ帰れるかどうか、さらなる検査をしているところだ」と説明している。骨には異常ないとのこと。