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Packers 16 - 13 Texans
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2004年11月22日
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1Q |
2Q |
3Q |
4Q |
Total |
Packers (6-4) |
0 |
3 |
0 |
13 |
16 |
Texans (4-6) |
0 |
13 |
0 |
0 |
13 |
雨のため、開閉式の屋根を閉じての試合となった模様。
立ち上がりは、両チームとも得点圏まで進みながら、FGを失敗するというもどかしい展開。第2Qに入ったところでパッカーズは、WRドライバーへの50ydsパスで敵陣ゴール前に迫るが、TDが奪えず3点どまり。ここからは完全にテキサンズのペースで、WRアンドレ・ジョンソンへの49ydsパスのあと、RBデイヴィスへの6ydsTDパスで簡単に逆転。前半2ミニッツに入ったところで3点を追加したテキサンズは、パッカーズが3&アウトの後、好パントリターンとQBカーの24ydsスクランブルで、さらに3点を追加して10点差でハーフタイム。
後半に入ってもパッカーズはフィールドポジションが悪く、しかも相手反則でもらった1stダウンでQBファーヴのロングパスがインターセプトされるというチグハグな展開が続く。しかし、DEバジャ=ビアミラの2サックなど、ディフェンス陣が頑張って後半はほとんどGB陣に進ませず、10点差のまま第4Qへ。
ようやく反撃を開始したパッカーズは、QBファーヴがWRファーガソンへ23yds、TEフランクスへ27yds、最後はWRドライバーに24ydsのTDパスを通して3点差に。次のオフェンスでは、HOU陣36での3rdダウン16で、QBファーヴがWRドライバーに15ydsパスをヒットして同点FGに結びつける。両者パントのあと、ちょうど残り2分からパッカーズの決勝ドライブ。WRチャットマンへの11ydsパスで敵陣に入り、HOU陣40での3rdダウン7、右サイドライン際のWRドライバーに12ydsのパスを通して、残り4秒でタイムアウト。Kロングウェルが46ydsのFGを成功させ、パッカーズは4連敗のあとの5連勝を、見事なサヨナラ勝ちで飾った。
- QBブレット・ファーヴは33/50、383yds、1TD、2INT。インターセプトはどちらもロングパスで、最初が40yds、次が41ydsで、どちらもリターンされず、パントとさほど変わらないとも言える。ランが出ない展開だったためガンガン投げざるをえず、383ydsは今季最多。
- ランが止められ、しかもホールディングなど反則が多かったため3rdダウンロングに追い込まれることが多かったことを考えれば、8/17の3rdダウン成功は見事な数字。前半良かったテキサンズも後半は振るわず、最終的には5/15。これが勝負を分けた。
- RB陣では、RBアーマン・グリーンが序盤に負傷退場し、RBナジェ・ダヴェンポートも欠場だったため、昨日契約したばかりのRBウォルター・ウィリアムズとRBトニー・フィッシャーがキャリー。そのウィリアムズも足首を痛めたため、後半はRBフィッシャー1人でプレーしていたようだ。
- パス回数が多かったこともあって、WR陣の活躍が目立った。WRドナルド・ドライバーは10回148yds、1TD。WRジャヴォン・ウォーカーが9回88yds。WRロバート・ファーガソンが4回44yds。
- OL陣は今日もサックを許さなかったが、いつもよりもプレッシャーをかけられ、投げ急がされることが多かった。QBファーヴの機敏な動きでラッシュをかわすシーンも何度かあった。
- 第4Q、テキサンズのオフェンスに1回も1stダウンを与えなかったディフェンスの踏ん張りが逆転勝ちの大きな要因となった。
- DEカビーア・バジャ=ビアミラが今回も2サック。この2試合で4サックの荒稼ぎをしている。
- ラン守備では、テキサンズのエースRBデイヴィスを21回65ydsに抑えたのは良かったが、QBカーに3回36ydsと結構走られた。WRによるリバースやエンド・アラウンドも3回あったが、CBハリスやCBキャロルがよくコンテインしてロングゲインを許さなかった。
- スペシャルチームは完敗。元GBのKRモーゼスに何度も好リターンを許し、パッカーズは良いリターンがほとんどさせてもらえなかった。パッカーズは12回のオフェンスのうち、GB陣30より前から始まったのがわずか2回。逆にテキサンズは11回のうち8回がHOU陣30より前からだった。トータルオフェンスで473yds対251ydsとパッカーズが圧倒していながら接戦となったのは、フィールドポジションの差が大きかった。
- 反則多し。テキサンズがわずか3回に対して、パッカーズは10回90yds。OLが押されぎみだったこともあり、ホールディングが4回もあった。
- ヒザを痛めているFSダレン・シャーパーは今週も先発せず、Sバウ・ジューに譲った。
- RBアーマン・グリーンが最初のドライブで肋骨を打撲して退場。第2Qにはフィールドに復帰したが、前半の最後に再びカートでロッカールームに退場し、今度は復帰できなかった。骨には異常ないとのことだが、胸部打撲か。
- RBダヴェンポートに代わって出場したRBウォルター・ウィリアムズだが、足首を痛めて退場。
- FBニック・ルーチーも前半に肩を痛めて退場。
- アクティブ登録から外れたのは、RBダヴェンポート、TEマーティン、OTベデル、G/Tモーリー、DE/DTウィリアムズ、CBジョンソン、Pサンダー、そして第3QBオサリバン。
- QBファーヴはキャリア32回目の、第4Qでの逆転勝ち。35試合連続でTDパスを決めている。