グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2004年11月 4日
- 今週の2回の練習は、ファーヴをはじめとした11人のケガ人は出席を免除されている。ブレット・ファーヴは家族と共に実家のあるミシシッピに向かった。「自分のためでなく家族のために、(休日の間は)いわば普通の生活ができる。それには良い点もあれば悪い点もある。フットボールがなければ自分は逃げ隠れすることができず、物事を時間が癒してくれるのを待つしかない。僕はふだん、フットボールに多くの時間を取られていることが、いろいろな点で自分の助けになっている」とファーヴは正直な胸のうちを吐露している。
- 今週はファーヴ不在のため、2番手QBクレイグ・ノールと3番手QB J.T.オサリバンが交代で1stチームを率いてプレーしている。控えQB陣は、シーズン中はスカウトチーム(ディフェンス陣のために対戦相手のオフェンスをシミュレートする)でプレーするのが普通のため、彼ら2人にとっては成長をアピールする数少ないチャンスだ。
- 10月4日にトレードされてきたばかりのQB J.T.オサリバンが、主力組に混じってプレーできるのは初めてのこと。まだまだパッカーズのオフェンスに不慣れで、レシーバーとの息の合わないプレーが目立っているようだ。
- QBクレイグ・ノールについてロスリーOCは、「このチームに来て以来もっとも正確なパスを投げている、と言ってもいいだろう。入団した頃から、クイックリリースはよいのだが、やや正確性を欠くのが難点だった。最近は非常に正確になっている。彼は頭のよい選手だ。何をすべきかをよく把握できるようになり、『大体あのあたり』ではなく、正確に照準を合わせることができている」
- 先週契約したばかりのSカーティス・フラーが早くも解雇された。DB陣のケガ人がバイウィーク明けにはフル参加できそう、という見通しが立ったからか。
- 選手のサラリーは、年俸の1/17ずつを毎週支払っていかなければならず、試合がないバイウィークでも、試合がある週と変わりはない。フラーの場合、サラリーはベテラン最低額。その1/17という少額であってもサラリーキャップ額を圧縮しようと、今週のうちに解雇したものと思われる。