グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2004年10月23日
- チーム全体の自信について、マイク・シャーマンHC。「ここに来てから私は毎年多くのことを学んできた。今年学んだことの一つは、自信というものがいかにはかないものか、ということだ。あっという間に自信を失ったかと思えば、あっという間に取り戻すこともある。プレシーズンでの、ディフェンス陣の自信に満ちたプレーを見て、私はいい感触を得ていた。そして開幕戦での活躍は、誰もあのディフェンスを止められない、という感じだった。そこでベアーズ戦での14ポイントのどんでん返し(ファンブルリターンTD)。ここランボーフィールドで叩きのめされた。そうなると全てが不確かなものに見え、試合の準備も弱気になってしまった。これは変えなければならない。先日のプレーが変化の証拠であると期待したい」
- シャーマンHCのアドバイザーとして、今年グリーンベイにやってきたヴィンス・トービン。シャーマンHCがプレーコーラーを兼ねることで、彼の役割はより重要になったと言える。「いろいろな面で、私は彼の『目』となる。試合では、いろいろな状況が起こりうる。クロックのことが意識から抜け落ちることもあるし、タイムアウトをいくつ取ったか、判定にチャレンジするか否か、そういった類のことだ」とトービン。あくまで決断するのはヘッドコーチだが、自分の仕事は、そのような状況にあることをヘッドコーチに知らせることだ、とのこと。
- 注目のDTグレイディ・ジャクソンは、2日続けて練習に参加。前日よりも量を増やしている。「調子はすごくいいよ。あとはヒザの腫れや痛みを注意して見ていかないといけない。それがなければ、たぶん出場するだろう」と本人は語っているが、コーチ陣はまだ慎重な姿勢を崩さない。「シャーマンHCをつかまえて、ヘッドロックか何かしてみようか・・・。いや、スプリーウェル事件は嫌だな」とジョーク。数年前にNBAのラトレル・スプリーウェル(当時ウォリアーズ)がカーリシモHCの首を絞めて、出場停止となった事件のことだ。
- DTジェームズ・リーも2日続けて練習に参加。
- WRロバート・ファーガソン(アキレス腱とふくらはぎ)は今日も大事を取って練習を休んだ。インジャリー・リストでは"Questionable"となっているが、たぶん出場できる、とレイ・シャーマンWRコーチも認めている。「わざわざ私に『本当は今日は練習できた』と言いに来たんだ。彼のことは心配していない。数年前なら違っただろうけれど、これまでにもケガを押して出場して良いプレーをした実績がある」
- アキレス腱を痛めているRBアーマン・グリーンは2日続けて練習を休んだ。今週出場すること自体は問題ないと思われるが、25キャリー、30キャリーさせて大丈夫なのか、また今後のシーズンをフル出場していけるのか、やや不安だ。