パッカーズはタイタンズを解雇されたルーキーのTEショーン・マキューと、ヴァイキングスを解雇されたLBニック・ロジャースを獲得。かわりにFBヴォンテ・リーチとLBタイリオ・ハリソンを解雇した。FBリーチの解雇により、FBは通常の2人体制となった。しかしWR陣はまだ4人体制のままで、TE陣が4人では多すぎるので、おそらくTEの誰か1人が開幕戦までにチームを去る公算が大きい。
TEショーン・マキューは、ペン州立大から今年のドラフト7巡でタイタンズに入団。カレッジではTE経験もあったが主にFBをプレー。プロ入り後はTEに専念していたようだ。スピードやクイックネスはさほどなく、どちらかというとブロッキングTEで、パッカーズも彼のブロック能力に期待しているようだ。パスキャッチそのものは上手いらしい。身長は195cmで、フランクスほどではないが、かなり大型。
JS Onlineによると、キャンプでは2巡指名のTEトゥループよりもマキューの出来がよかったため、タイタンズはマキューを残してベテランのTEマイアーをトレードに出そうとしたが、不発に終わったためマキューを解雇せざるをえなかった、という噂だ。 なお、McHughという姓については、 "pronounced 'muh-Q'"となっているので、「マキュー」と表記することにする。
LBニック・ロジャースは、ジョージア工科大から2002年のドラフト6巡でヴァイキングスに入団。 主にストロングサイドLBとしてプレーし、一昨年は11試合に先発、昨年はLBクロケットの欠場時に5試合先発した。過去2シーズン全試合に出場し、スペシャルチームでの活躍も目立っている。今オフはパスラッシュDEとして起用されたが、ロースター争いに敗れてヴァイキングスから解雇された。
グリーンベイではそのままLBタイリオ・ハリソンに代わってストロングサイドの控えを務め、パスシチュエーションではパスラッシャーとして起用されることもありそうだ。パッカーズ首脳は、LBとしてもスペシャルチーマーとしてもLBハリソンからアップグレードできたと考えている。