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Camp Notebook: WRチャットマン
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2004年9月 3日
- 日曜日に決定する開幕の53人ロースターについて、まだ未定なのは何人分か、と聞かれたシャーマンHCは、ちょっと考えて、「たぶん5つだ」
- CBアマド・キャロルは今日もCBホーソーンに代わって1stチームでプレー。これまではインターセプトのチャンスにも捕り損ねることが多かったが、今日は見事に2つのインターセプトを決めた。
- 先発SS争いでローマンに敗れたSSマーカス・アンダーソンは、S/CBジューやウィトリーとロースター残留を争っている。ジューはカバー能力が高く、ウィトリーはスペシャルチームでの活躍が期待できる。アンダーソンは解雇の可能性もある、という噂だ。
- 4番手WRの座を確実にしつつあるアントニオ・チャットマンについては、ファーヴの評価も急上昇している。「昨季終盤になっても、僕は彼をあまり買っていなかった。チーム側がパントリターナーとしてしか扱わなかったから、彼のWRとしての練習態度もあまりよくなかった。ミーティングでの細部への注意もよくなかった。このプレシーズンを見る限り、彼は素晴らしい仕事をしてる。僕の彼への態度も大きく変わったよ。そうなるまでに彼が僕を納得させたわけだ」とファーヴ。オフシーズンには、シャーマンHCに「今年はパントリターナーだけではダメだ。ロースターに残りたければWRとしてもプレーできなければ」と言われたことも、チャットマンの奮起のきっかけになったらしい。
- チャットマンに続く5番手WR争いでは、スコッティ・ヴァインズがカール・フォードをわずかにリードしている、という見方が多い。スピードではWRフォードが勝るが、ヴァインズは6-2(188cm)、220ポンド(100kg)のサイズを生かしたフィジカルなプレーが魅力だ。5番手に残れなければ解雇される可能性も高く、あと数日間が勝負だ。
- WRヴァインズは短大からワイオミング大にかけてバスケをプレーしており、大学でフットボールをプレーしたのは2001年と2002年だけ。2003年にドラフト外でライオンズと契約するが開幕前に解雇され、パッカーズのプラクティス・スクワッドへ。チーム練習で次第に評価を上げて、(プラクティス・スクワッド選手には珍しく)タンパベイ遠征に帯同させてもらう、という特別扱いもされた。しかし11月末にヒザを負傷してインジャリー・リザーブ入りしている。
- 通常、プレシーズン最終戦ではエースQBは第1Qぐらいしか出場しないが、金曜日のタイタンズ戦ではブレット・ファーヴ率いる1stチームが前半いっぱいプレーするかもしれない。シャーマンHCによると、過去数年のファーヴのキャンプでの投球数は1200ほどだったが、今年は休日を多く設け、900ほどしか投げていない、とのこと。
- タイタンズ戦ではピダーソンにはおそらく出番はなく、ファーヴの後はカウチ、ノール、マクブライエンに出番を与えるつもりだ、とシャーマンHC。
- 3巡指名のDTドネル・ワシントンがインジャリー・リザーブ入り。これで彼のルーキーシーズンは正式に終了となった。「彼はまだNFLでプレーする準備ができていないから、かえってその方がいい」と言う記者も。
- ライオンズを解雇されたSジュリアス・カリーを獲得。ミシガン大出身のカリーは、昨年のドラフト外でライオンズのプラクティス・スクワッド入り。シーズン終盤にはアクティブ・ロースターに加わり、3試合に出場した。