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Mini Camp - Day 7: シャーマンHCの講話
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2004年6月12日
- ミニキャンプ最終日。全選手がスプリントを命じられるのは練習終了後が普通だが、この日は珍しく、練習の冒頭でスプリントが行われた(写真)。シャーマンHCによると、第4Qに強いチームにするため、トレーニングキャンプでも何度かこれをやる予定とのこと。
- 練習終了後、マイク・シャーマンHCは選手を集め、長時間にわたって話をした。その趣旨は、これからトレーニングキャンプ開始までの、51日間の過ごし方がいかに重要かということ。「これは我々にとって非常に大きなチャンスなのだ。今年は、(開幕戦が遅いため)過去数年の中で最もキャンプ開始が遅い。精神的に、肉体的に、来たるシーズンの準備をする大きな機会だ。この期間を活かし、長いNFLシーズンを、そして必要ならさらに4試合(のプレーオフ)を戦っていくだけの準備を、してきてほしい」
- 所用で2日間欠席したRBアーマン・グリーンが練習に復帰。彼とシャーマンHCは練習前にしばらく話し合った。グリーンの欠席についてシャーマンHCは失望を表明したが、この話し合いの効果はあったようだ。シャーマンHCは、「彼も私も問題ない」と語り、グリーンも同意。「どうしても外せない、以前からの約束があったのだ。コーチにはそのことを説明し、意見の一致を見た。この問題はもう終わったことだよ。僕は最大限の努力をしている。そうでなければ、最終日の練習のためだけに帰ってきて、チームメイトと一緒に走ったりしない」
- 先週の練習を3日間無断欠席したDTクリディアス・ハントだが、体はしっかりできており、コンディション・テストの成績も非常によかったとのこと。RBアーマン・グリーンについては、もともとコンディショニングが問題になったことはなく、この日も素晴らしい動きを見せている。シャーマンHCの機嫌もだいぶよくなった。
- LBハンニバル・ネイヴィーズは手首の腱を痛めたため練習を休んだ。保護のためにギブスをはめている。「シーズン中ならプレーしただろうし、トレーニングキャンプなら、練習に参加しただろう」とネイヴィーズ。
- この日のハイライトは、ジェームズ・キャンペン・アシスタントOLコーチ対ジェトロ・フランクリンDLコーチの1on1のパスラッシュドリル。キャンペンは元パッカーズのセンターであり、フランクリンもNFLで2年間プレーした経験がある。OLとDLの選手たちが声援を送るなか、フランクリンはアウトサイドに一歩フェイクしてからインサイドに切れ込み、見事にサックを決めた。DL選手たちはフランクリンを歓呼の声で迎えた。両者の勝負はトレーニングキャンプでも行われる予定で、負けた方が勝った方の選手たちに夕食をおごるのだとか。
- QB陣の状況は去年までと変わりなし。ブレット・ファーヴはファーヴらしいパスを決め、ピダーソンは堅実なプレーを見せる。ノールはやや不安定で物足りない。ノールは先週はよいプレーを見せていたが、今週の評判は芳しくない。仮にカウチが来たとしても、チームを去るのはピダーソンではなくノールかもしれない。