ブラウンズがトレード先を探しているQBティム・カウチに関して、パッカーズが興味を示していると、クリーヴランドの地元メディアが報じている。
本来ブラウンズとしては、大幅サラリーカットさえ受け入れればカウチを来季のエースQBに、という方針だった。しかしカウチが超高額サラリー(2004年は$7.6ミリオン)のカットをどうしても受け入れないため、ブラウンズはQBガルシアと契約し、カウチの放出は確実になった。ブラウンズとしてはただ解雇するのではつまらないので、なんとかトレードで少しでも見返りを手に入れたいところ。しかし各チームの先発QBはほぼ固まっており、今のところ有力なトレード先は現れていない。いちど噂に上ったスティーラーズも、公式に否定している。どのチームも、カウチが解雇されるのを待って動き出すつもりのようだ。
パッカーズが本当に興味を示しているとしても、実際に獲得するには、ブラウンズへのトレード条件で合意するだけでなく、安いサラリーで契約を結び直すことが必要になる。