グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2004年2月 3日

おっぱい事件をCBSが謝罪

スーパーボウルのハーフタイムショーが終わる直前のこと。ジャネット・ジャクソンにまとわりつくように動きながら"Rock Your Body"を歌っていたジャスティン・ティンバーレイクが、歌が終わる瞬間にジャネットの右胸に手をかけ、カップの部分を剥ぎ取った。全米が注視する中で右胸がポロリ(写真付き記事)。CBSは慌てて映像を切り替えたが、時すでに遅し。

「この事件を非常に遺憾に思います。これはCBSの放送基準に適合しておらず、不快に思われた方々に謝罪したい」と当然CBS側は謝罪。ティンバーレイク本人は、「衣装の不具合で不快感を与えたことは、すまないと思う。決して故意ではないし、残念だ」との声明を出したが、いったいどこをどう見れば故意でないなどと言えるのか。

今回のハーフタイムショーはMTVのプロデュースによるものだった。CBSもMTVも、同じくViacom社の傘下にある。CBS側はリハーサルにつきっきりでチェックしてきたが、このようなことが起こる徴候は全くなかったとのこと。MTV側は、このようなことは全く意図していなかったと釈明しているが、NYタイムズの記事によると、ジャネット・ジャクソンの振り付け師がMTVのインタビューで、「ショッキングな瞬間を期待してくれ」と予告していたらしい。

腹立ちが収まらないのはNFLの側だ。NFLの上級副社長ジョー・ブラウンは、「MTV制作のハーフタイム・ショーには、極めて失望させられた。ショーの内容について我々に示したものと、全く矛盾している。MTVがスーパーボウルのハーフタイムをプロデュースすることは、二度とないだろう」

カテゴリ : NFL