グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2004年1月18日

後任コーチ探し

DC・TEコーチ・RBコーチの3つのポストを埋めなくてはならないシャーマンHC。まずはチーム内の候補との面接をする予定だ。来週はシニア・ボウル(カレッジのオールスターゲームの一つ)とその練習を見るためにアラバマに向かうので、外部の候補と面接したりする場合は、そちらが主な舞台になりそうだ。ヘッドコーチ経験のある大物コーチの可能性についても、「まったく問題ない。彼ならスーパーボウルに進む手助けをしてくれる、と私が思えるコーチを、誰であろうとコーディネーターに据えるつもりだ」

チーム内部から昇格させる場合は、ボブ・スロウィックDBコーチが最有力らしい。また、ダフナーLBコーチもDC経験がある有力候補で、今季はLB陣の大改造に成功した立役者でもある。ダフナーはかつて、ホーリークロス大時代にシャーマンの上司であり、長年の友人でもある。そのことが有利に働くのでは?と聞かれたシャーマンHCは少しムッとして、「私はグリーンベイ・パッカーズのヘッドコーチであり、私の忠誠心はパッカーズに対するものだ。私の全てのコーチは自分の責任をわかっているし、友人関係が影響を及ぼすことは決してない」

スロウィックDBコーチがDCに昇格する場合、後任のDBコーチをどうするか。1999年からアシスタントDBコーチを務めているライオネル・ワシントンが有力候補なのは言うまでもないが、リロイ・バトラーもコーチになりたがっている。2002年シーズンはチームから離れていたバトラーだが、今季はパッカーズ公式サイトに記事を書き、半分ほどの試合でサイドラインに立って選手たちにアドバイスもしていた。

現役時代には"フィールド上のコーチ"とも呼ばれた彼は、いずれはコーチまたはフロント入りしたいと公言してきた。「選手たちがさらに上のレベルに達する手助けができる、と私は思っている。ずっとそのように思ってきたし、これが私のやりたい仕事だ。重要な働きができると思う」とバトラー。ただ、コーチ経験が全くないのは大きなマイナス点であり、(ファンにはウケるとしても)このような人事をシャーマンHCが好むかどうか。

カテゴリ : Coach/Front Office