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Packers - Seahawks Notebook
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2004年1月 6日
- RTマーク・タウシャー。「昨夜のミーティングでシャーマンHCに言われたのは、"優勝するためには、アグレッシブでなければならない。プレーオフでは、勝利は掴みにいかなければ、向こうから転がり込むことはない"ということだった。そして、その通りのことができた」
- 「この勝利はチーム全員の努力の成果だ。よく聞く言葉だろう。しかし、この試合はまさにその通りだった」とLTクリフトン。
- マイク・シャーマンHC。「この試合は最後のたった一つのプレーで決まってしまった。幸運にも、勝てたのは我々の方だった。TDパスを決めてシアトルが勝っていたかもしれないし、そうなっていたら、今後シアトルで起こるであろう非難を、我々が受けることになっていただろう。どちらに転ぶこともあり得たのだ」
- マイク・シャーマンHC。「昨年のプレーオフ、ファルコンズに敗れてランボーフィールドを去った時は、私のコーチ人生で最悪の経験の一つだった。だから、この試合に勝てたのは本当に格別だ」 「選手たちがいかにハードに頑張ってきたか、いかに困難な事態に対処してきたか、3勝4敗のバイウィークにいかに失望したかを私は見てきた。それら全てが今に結び付いていると思うし、偶然のおかげだなどとは思わない。どんな(運命や天使など)外からの力よりも、ロッカールームのケミストリーを私は信じている。ロッカールームの男たちを信じている」
- Sダレン・シャーパー。「"運命のチーム"だの"幸運の女神"だのという話をさんざん聞いた。でも、自分たちを勝利に導いたのは、自分たちがいいプレーをしたからだ。もし運命などというものの助けが少しでもあるのなら、それはそれでいい。しかしプレーオフでは、そんなものはアテにしてはいられない。自分たちで何かを起こさなければ」
- シーホークスのレイ・ローズDCのゲームプランは明らかに、RBアーマン・グリーンを止めることを最優先にしていた。「今週の試合にあたって、RBグリーンを止めることを目標にしてきた。その点でウチは素晴らしい仕事ができたと思う」とシーホークスのCBスプリングス。「でも彼らはブレット・ファーヴが投げてることを忘れてたよ」とRTタウシャー。8メンフロントでランを止めに来るシーホークスに対してはプレーアクションが非常に有効で、QBファーヴのダウンフィールドへのパスが効果的に決まった。
- 強い向かい風、寒さで固くなったボール、自分の飛距離。後半終了直前、WRウォーカーへのパスで敵陣30ヤードまで進んだとき、Kライアン・ロングウェルは「FGレンジまであと5ydsほしい」とコーチにシグナルを送った。しかしオフェンス陣はドロープレーで1ydsしかゲインできず、ロングウェルのキックはわずかに距離が足りなかった。「あと5ydsか、(気温が)あと20度あればね。とにかく勝てて嬉しいよ」
- 今後のプレーオフについて、シャーマンHC。「我々は自信を持っているのと同時に、現実的でもある。我々は多くのチームに勝てる力があるが、多くのチームが我々に勝つ力を持っている」
- Cマイク・フラナガン。「俺たちが何を証明した? まだ満足するわけにはいかないよ。俺たちはこのために頑張ってきたわけじゃない。スーパーボウルのためなんだ。これは"ステップ1"だ」
- QBブレット・ファーヴは、勝てたことは喜んでいるが、満足には程遠い。「我々の自信は損なわれずにすんだ。しかしこの試合は、自分たちで思っているほどいいチームではないという警鐘になった。こちらはほとんどミスなしの試合をして、それでももう少しで負けるところだった」
- QBブレット・ファーヴは前夜の段階では添え木なしでプレーすることに決めていたが、直前になってから変更した。「なしでプレーできる自信はあったんだけどね。年のせいなのかどうかわからないけど、ヤワになってきたよ」とQBファーヴ。来週の試合については未定。
- 第4Q、2つのTDランに結びついた二度の4thダウン1でのギャンブルについて。「"あれは素晴らしいコールだった"と試合後にコーチに言ったんだ。気合の入ったプレーコールだった。ギャンブルして非難されることもあるし、しなくて非難されることもある。今日は彼のガッツが正しかった」とQBファーヴ。
- DEアーロン・キャンプマン。「今はもう完全に疲れ果ててる。ひと眠りしたいよ」
- ホルムグレンHCはかなり参っている様子。「心底失望している。この敗戦はほんとうにこたえる」
- ビッグプレーメーカーとして定着しつつあるWRジャヴォン・ウォーカーは、過去7試合での1キャッチ平均が23.2yds。「これが僕で、これが僕のプレーなんだ。これがパッカーズが僕をドラフト指名した理由だ。プレーオフでいいプレーができることに興奮してる」
- かかとを痛めているWRロバート・ファーガソンは、プレー機会そのものが少なかった。キックオフリターン・ユニットでは彼の代わりにRBフィッシャーが入った。
- 一時的にWRジャヴォン・ウォーカーがサイドラインに下がった以外、大きなケガ人はなかった模様。ヒザを痛めているDTギルバート・ブラウンは、コーチの判断でしぶしぶ欠場。
- DEチューキー・ウォコーリーが欠場したため、DEレイノルズが第7週以来の登場。タックルなし、サックなし、キックオフリターン時にホールディングの反則。
- この日のサイドラインには、リロイ・バトラーに加え、元QBドン・マコウスキー、元DTサンタナ・ドットソン、元DEショーン・ジョーンズが姿を見せていた。
- ファーヴの母ボニータさんが珍しく観戦。「ママは寒いの嫌いなんだよね。ラグジュアリー・ボックスだから関係ないと思うんだけど」とファーヴ。
- 全米でテロ警戒のレベルが上がっており、NFLのプレーオフも例外ではない。スタジアム内への持ち込み荷物の規制はシーズン中よりさらに強化されたが、それ以外にはトラブルは少なかったようだ。地元警察によると、逮捕者3人、退場者11人。
- ビデオハイライトはこちらから。
- こちらもビデオ。劇的な勝利のあと、興奮冷めやらぬ表情でスタジアムを去る人々の様子。
- こちらもファンの様子をレポートする地元ニュース映像。