グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2003年12月31日

DTグレイディ・ジャクソンと契約延長

パッカーズは先週の土曜日に、DTグレイディ・ジャクソンとの契約を2年延長した。契約ボーナスは$750,000で、インセンティブを含めると総額$3ミリオンほどになるようだ。インセンティブは、成績によるものに加え、体重のコントロールによるものも含まれている。「チームに残れて嬉しい。フットボールをするには素晴らしい場所だからね。まさにフットボール・カントリーだ。伝説のランボーの一部であると感じられるのはいい気分だ」とジャクソン。

彼のような巨漢ノーズタックルの需要は大きく、FA市場に出ればある程度の人気を集めることは確実。パッカーズのディフェンスがシーズン中盤から急速に良くなったのは彼の加入のおかげ、というのは衆目の一致するところだ。ラン守備だけでなくパスラッシュでも彼の存在は大きく、彼がダブルチームを引き付けるために、最近はDEバジャ=ビアミラやDTハントのラッシュが活きてきた。片腕でのプレーを続けるDTギルバート・ブラウンに敬意を払いながらも、来季以降のことを考えれば、ケガがちのブラウンにもうこれ以上頼る気になれないのが本音だろう。

DTジャクソンの代理人は、QBファーヴと共通のバス・クック。クックはファーヴ一家のスポークスマン役も果たしており、今回の交渉も、パッカーズのブラント交渉担当がファーヴ父の葬儀にミシシッピに赴いた時に進められた。レギュラーシーズン終了直前に契約を結んだのは、こうすれば契約ボーナスのキャップヒットを、2年間でなく3年間に分散させることができるからだ。心配なのはプレーよりも、体重のコントロールや規律面での問題だが、そのあたりはインセンティブで保険をかけたということのようだ。

カテゴリ : Contract/Personnel