グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2003年12月22日

ファーヴの父アーヴィンが急死

QBファーヴの両親ミシシッピ州キルンで、QBファーヴの父アーヴィンが急死した。58歳だった。日曜日の夕方、アーヴィンは自宅近くのハイウェイを運転していて、道路わきの溝に突っ込んでしまった。詳しいことは検死を待たなければならないが、警察によると、死因は事故ではなく、運転中に心臓発作か脳卒中を起こしたのが死因だろう、とのこと。

葬儀は火曜日に予定されている。QBファーヴがマンデーナイトゲームでプレーするかは、本人の判断次第だ、とパッカーズのスポークスマン。報道によると、家族は彼がプレーすることを望んでいるようだ。遠征先のホテルでこの知らせを聞いたファーヴだが、土曜日の晩はそのままホテルに留まっている。

アーヴィン・ファーヴは、長年にわたって高校でフットボールのコーチを務め、ブレットたち息子3人は全て彼の元でクォーターバックだった。その後、ブレットの兄スコットはミシシッピ州立大でクォーターバック、ブレットはサザン・ミシシッピ大でクォーターバック、弟ジェフはサザン・ミシシッピ大でセーフティをプレーした。ブレットと父アーヴィンの密接な関係はよく知られており、特にフットボールでのキャリアにおいて、父アーヴィンの果たした役割は計り知れないものがある。

「親父は、息子たちには他の選手たちより特に厳しかったから、僕はいつもそのことに腹を立てていたと思う。でも、他の連中が翌日まで待たなければコーチを受けられないのに、僕はいつでも教えてもらえた。練習から帰る途中でも、夕食の間でも、ベッドに入る前でも、朝起きた時でも、僕らはいつもフットボールの話ばかりしていた。キャリアにおいても、人生においても、ものすごく大きな影響を受けたよ」と、かつてブレット・ファーヴは語っている。

アーヴィンは、ホーム・アウェイを問わず息子の試合を頻繁に観戦していた。ウィスコンシンの地元ラジオ局WTMJ-AMのポスト・ゲーム・ショウに出演することもあり、パッカーズファンにも親しまれた存在だった。あのブレット・ファーヴの父親でありながらエコノミー席で旅行し、驚かれることもあった。「ブレットの父だから裕福だと思われるかもしれないが、あれはブレットの稼いだ金だからね。私は息子のプレーを観て楽しみ、彼に教えたことが役立っているのを見るだけで十分なのさ」

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