開幕直後にパッカーズにやってきたCB/Sマイケル・ホーソーンが、ついに3番手CBの座を確保。水曜日の練習では、足を痛めているCBアル・ハリスに代わって、1stチームでプレーした。「彼はその座を争っている一人だが、今日の時点では彼が3番手だ。ただし、これはいつでも変わりうる」 とスロウィックDBコーチも認めている。
加入直後から堅実なプレーを見せて評価の高かったホーソーンだが、CBバウ・ジューの不振がなんといっても大きい。今年は期待の大きかった3年目のジューだが、チーフス戦などで試合を決めるような大きなミスを繰り返し、パス守備不振の一因となってしまっている。すでにチーフス戦直後からダイム隊形での出番を失い、ダイムでは先発の4DBにSアンダーソンとホーソーンが加わるのが基本パターンになっている。
ホーソーンの魅力はヴァーサタイルなこと。学生時代を通しての経験はセーフティよりもCBの方が豊富だが、6フィート3(191cm)と長身で、大型WRとも容易にマッチアップできる。ややスピードには欠けるが、チェンジ・オブ・ディレクションもスムーズで、しっかりとしたパスカバレッジを見せてきた。シーズンに入ってからの補強で、ホーソーンとDTグレイディ・ジャクソン(どちらも元セインツ)が獲得できたことはパッカーズにとっては大きい。