グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2003年10月23日
昨日のSダレン・シャーパーの発言について、予想通りさまざまな反応が起こっている。
- マイク・シャーマンHCは、朝一番でSシャーパーと話し合った。
- シャーマンHC。「選手と話し合った内容について、詳しく話すつもりはないが、昨日報道されたことと、シャーパーの意見とは全く違っている。私の哲学は常に、"言いたいことがあるなら、本人に面と向かって話せ"ということだ。それが人生において、問題と向き合う方法だ。言いたいことを伝えるのに、他の場を使うなんて良くない。相手の目を見て、思ったことを言い、相手に反応の機会を与えるのだ。時には対立してしまうかもしれないが、真実とは時に対立的なものだ」
- エド・ドナテルDCもSシャーパーと話し合いを持った。「彼はチームプレーヤーで、彼が欲しているのは勝利だ。彼が昨日の出来事について、すまないと感じてるのはわかっている。あの報道は彼が意図したこととは違う、と本人が言っていたしね」
- Sシャーパー本人は、「昨日の自分の発言は、文脈とはかけ離れて、誤って伝えられた。チームメイトを批判などしていない」と、よくあるコメント。「僕が言ったのは、ディフェンス陣全体の努力、ということだ」。
これまでは、ディフェンス陣を代表して率直なコメントを提供することの多かった彼だが、「こんなことが起きるなら、当分何も言いたくない」とのこと。
- DEバジャ=ビアミラ。「僕はシャーパーを愛してるし、彼も僕を愛してる。何も問題がないところに(メディアが)摩擦を作り出すなんてできないよ」 「僕が自分の仕事をしてない、なんて言うのはフットボールを知らないんだ。僕がダブルチームされてる、なんてのはスタッツには表れない。相手オフェンスが僕を止めに来てるなんてスタッツには表れない」
- QBファーヴ。「勝っている時には、誰かを非難するヤツなんていない。よい時には、選手の本当の人格は表れない。まずいことが起きると、急にロッカールームの中が、"アイツがああ言った"とか"オフェンスが悪い"とか言い始めるものだ。そうなるとチームが分裂してしまいかねないし、いつでもそれに用心しなければ」 「ウチのチームはいいヤツが揃っているし、ケミストリーも素晴らしいと僕は言える。しかし全ては変わりうる。一人がそれを壊すことだってできるんだ。シャーパーを悪く言ってるんじゃない。彼は素晴らしい選手だし、口数だって多いわけじゃない。彼が何か発言する時には、尊重されてる」
- 地元のコラムニストたち。「シャーパーは謝る必要などない。リーダーとして必要なことをしたまで」という意見も多いようだ。もちろん、「彼の言ったことは正しいが、メディアに言うべきではなかったのでは」という見方も。