グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2003年10月16日

DEジョー・ジョンソンはIRへ

チーフス戦の第1Qに太腿を痛めたDEジョー・ジョンソンは、ヒザのすぐ上の大腿四頭筋の断裂と診断され、このままインジャリー・リザーブ入りすることになった。今季はもうプレーできない。今後数週間のうちに手術を行う予定。セインツ時代と比べ大幅に低下したパフォーマンス、そしてバカ高いサラリーを考えると、彼が再びパッカーズでプレーする可能性はゼロに近い。

昨年春に鳴り物入りで移籍してきたジョンソンだが、2年続けてシーズン半ばでのIR入り。ケガがなくとも、彼の平凡なプレーは高額サラリーに見合うものでは全くなく、近年の高額FA移籍の最大の失敗例と目されるようになっていた。数週間前から、「彼を先発から降ろすべきだ」という声も一部の地元メディアから挙がっており、代わりにDEウォコーリーやDEキャンプマンが先発することになろうと、それほど実力的な差はなさそうだ。悪い意味で。

現状での問題は、DEキャンプマン(足首)もDEウォコーリー(肩)も万全ではないこと。チーフス戦ではDTロッド・ウォーカーを代わりにDEに入れてしのいだ。今週は、DEジョンソンのIR入りで空いた枠を使って新たなラインマンと契約する可能性も高い。また、ルーキーDTピーターソンや(先週末に契約した)DTラリー・スミスをDEに移したり、LBをパスラッシャーとして活用するなど、さまざまな選択肢が考えられる。DL陣のパスラッシュ不足が今季のディフェンス陣のアキレス腱となっているだけに、注目が集まるのは言うまでもない。

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