グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2003年9月28日

RBアーマン・グリーン: Turn around

昨シーズンも1240ydsラッシングを記録したRBアーマン・グリーンだったが、シーズン後半はさまざまなケガに悩まされ、明らかに精彩を欠いた。しかし、それ以上に彼の気持ちを落ち込ませたのは、トラブル続きの家庭生活のことだった。妻シャリリンとの関係は完全に破綻し、昨年3月には、大喧嘩から治乱紊乱罪で二人とも告発されたことさえあった。そしてついに離婚。

昨年はロッカールームでも暗い表情を見せることが多かった、彼の気持ちを180度方向転換させたのは、ヘザー・ウォルターズという女性。彼女自身も離婚を経験している。彼女はすでにグリーンベイに移ってRBグリーンと同居し、来年のバレンタインデーには結婚式が待っている。「どんな経験だって、自分を強くするのに役立つものだ。僕らは2人とも、最初の結婚ではうまくいかなかった。だからこそ、もう一度やり直すんだ」とRBグリーン。シーホークス時代にシアトルで出会い、お互いの悩みを長電話で話し合ううちに、友情が愛に変わっていったのだと言う。

もともと外交的でなく、声を出してチームメイトを叱咤するタイプの選手ではない。昨年は私生活の悩みのせいで、その傾向がよけいに強かった。しかし今年は、性格的に明るくなっただけでなく、チームのリーダーとしても積極的になった。「おそらく、リーダーとしても一歩成長したんじゃないかな。『俺たちはこうするんだ』と言うこともあるし、『俺がこうするから、あとは俺についてこい』ってこともある。去年は必ずしもそうじゃなかった」と証言するのはRBフィッシャーだ。「今年の彼は全てに対して、気持ちの準備ができている。心底フットボールに打ち込んでいるよ」とロスリーOCも満足そうだ。

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