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Packers - Vikings Notebook
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2003年9月 9日
- 「この敗戦にどう対処するかで、我々は試されることになる」とシャーマンHC。
- プレシーズン最終戦のあと、フィジカルな練習を数多くこなしてきたヴァイキングスと、休養とケガからの回復に重点を置いたパッカーズ。それがそのまま試合内容に表れた。精神面での準備不足も明らかで、シャーマンHCに批判が集中している。
- しょっぱなから6連続パスというプレーコールにも疑問の声。
- 両チームの通算対戦成績は、これでヴァイキングスの42勝41敗1分けに。QBファーヴはヴァイキングスに対して10勝12敗。
- QBブレット・ファーヴの4インターセプトは、彼のレギュラーシーズン最悪タイ記録。一つはWRウォーカーが、どんぴしゃのストライクを弾いてしまったもの。一つはTEマーティンがWRドライバーと交錯して転んでしまったため。しかし前半終了間際のINTは、完全にQBファーヴのミス。RBグリーンとの息が合わず、外に投げ捨てようとしたのが短くなった。「前半は、こっちのミスにつけこんで向こうが得点した。後半はその逆になった。でもこちらはあまりにも失点が多すぎた。自分たちを責める他はない」とQBファーヴ。
- レシーバー陣が次々と負傷退場し、最後はTEデヴィッド・マーティンまでWRとしてプレーした。「キャンプでもケガでろくにプレーできなかったタイトエンドが、WRとしてプレーするんだから大変だった。あいつがハドルに来るたびに、どのルートを走るか指示しなけりゃならなかった」とQBファーヴ。
- この試合のMVPは文句なしでWRモス。9回150yds、1TD。一発ロングゲインよりも、重要な3rdダウンでのパスキャッチが多かった。誰が付こうと、全く止められなかった。
- Sダレン・シャーパーが万全でないため、Sマーカス・アンダーソンが出ずっぱり。判断ミス、アサインメントミス、タックルミスの山を築いた。もしSシャーパーのケガが長引くようだと、DB陣は大変なことになりそう。先発CB陣はまずまずよくやっているのだが。
- 数少ない良かった点はOL陣のパスプロテクション。1サックに抑え、DTホーヴァンにも仕事をさせなかった。ただし、ランブロックはイマイチだった、とのこと。
- ヒザの捻挫を押して先発出場したRGマルコ・リヴェラ。プレー内容も問題なく、試合最後までプレーできたはずだったが、首脳陣の指示で後半は何度かベンチで休んだ。その場合はRTにバリーが入り、タウシャーがRGに。
- DTギルバート・ブラウンも、まずまずの出来。試合最後のドライブまで出場し、上腕のケガを悪化させることもなかった。31スナップをプレーし、これはディフェンス全体の45%。
- ハムストリングを痛め、欠場となったTEウェスリー・ウォールズ。「出ることはできても、最後までプレーできるとは思えなかった。無理して出るのは、自分のわがままだと思ったのだ」
- 初出場となったKRアントニオ・チャットマン。46ydsキックオフリターンを含め、平均22.3yds。パントリターンは2回平均6.5yds。「まずまずの日だった。全般的に、もっと僕らはうまく出来たはずだとは思うけど」と本人。
- 昨季後半はまったくファンブルしなかったRBアーマン・グリーンが、248キャリーぶりのファンブル。やはりシーズン序盤はファンブルが出るのか。
- DEチューキー・ウォコーリーを外して、DEジャマール・レイノルズを出場させたことについて、「第4Qまでもつれこむタフな試合になると予想したから、第4Qに入ってもパスラッシュできるパスラッシャーを優先したのだ」とシャーマンHC。
- 元DEレジー・ホワイトと、元Sリロイ・バトラーが、このぶざまな試合をサイドラインで見守った。