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Day 6: Cウィンタースは苦しい立場?
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2003年7月29日
- Sダレン・シャーパーがRBラマー・スミスと激突し、少し肩を痛めた。幸い大事には至らなかったが、バトラーが似たような状況で肩を骨折し、引退に追い込まれているだけに、屈みこんで動かないシャーパーを見たコーチたちは、しばし顔面蒼白となった。シャーパーによると、リードブロッカーのFBヘンダーソンの下をくぐってかわそうとし、ボールキャリアーのRBスミスの足元に飛び込んだようだ。その時に運悪くRBスミスのヒザがシャーパーの肩に激突してしまった。シャーパーは、念のため月曜夜のスクリメージ練習を欠場するとのこと。「ちょっとした、軽い、心臓発作だった」と苦笑するのはスロウィックDBコーチ。
- その衝突でヒザを痛めたRBラマー・スミスだったが、午後の練習から復帰した。
- エースRBアーマン・グリーンと2番手のナジェ・ダヴェンポートはいたって順調。「1996年のベネット&レヴェンズ以上のワンツーパンチになるのでは」という声も。
- そのRBグリーンだが、Sエドワーズとの小競り合いがヒートアップした。パスプレーでブリッツに入ったSエドワーズをグリーンがブロックしたのだが、エドワーズの手がグリーンの顔面に入ったらしい。しばらく口論した後、サイドラインに戻った時にエドワーズが歩み寄りを見せたのだが、グリーンの怒りは収まらず。次にエドワーズがグリーンをマークした時も口論は続いた。ようやく収まったのは練習が終わってロッカールームに引き上げてから。「ああいうことは、ぜんぶフィールドに置いてくるんだ。僕らは良い友達どうし。もうすんだことだよ」とエドワーズ。
- おそらく2つしかない、控えガード/センターの座。今のところ、新加入のグレイ・ルーガマーとブラントがリードしているようだ。もしそうなら、大ベテランのフランク・ウィンタースは、引退に追い込まれる可能性が高い。しかし、ドラフト10巡でプロ入りした彼は、不利な戦いには慣れている。「これまでずっと、チームに残ること自体が挑戦だった。外野の言うことなんか耳を傾けていたら2、3年ももたなかっただろう。ネガティブな話を聞くほどヤル気が出るんだ」とウィンタース。キャンプ開始当初はやや苦戦していたが、このところ調子を上げているとのこと。
- WRドライバーがハムストリングを少し痛め、WRファーガソンも尾骨の打撲で休んでいるため、ルーキーのWRカール・フォードの出番がかなり増えている。
- 全体練習初日にヒップを痛めた5巡指名のDTジェームズ・リーは、相変わらず練習に復帰できていない。先々週のルーキー練習の際も、簡単に息が上がってしまっており、「体をちゃんと作ってきていない。ムダな指名だったのでは?」と言う記者まで出始めている。
- ギルバート・ブラウンは、合意はしたものの、(日曜午後の時点で)まだ正式契約には至っていないようだ。代理人なしで話を進めたために、まだ詰める点が残っているのかも。「月曜の朝までには」とシャーマンHC。
- キャンプ初日に太ももを痛めて休んでいるDEジョー・ジョンソンは火曜日から復帰の見込み。昨年秋に手術した上腕は全く問題なく、太ももの方も、室内練習場での試運転の結果、ゴーサインが出たようだ。体調を崩していたDTハントは、復帰が遅れていたが、同じく火曜日あたりから復帰の予定。
- 腎臓を悪くして入院していたドイツ人WRヨルグ・ヘッケンバックは、ようやく退院を許されてサイドラインに現れた。ただ、フットボールを出来るまでにはなっていない。