グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2003年6月14日

LBハーディ・ニッカーソンが引退

大ベテランLBハーディ・ニッカーソン(37歳)が、ESPNのインタビューで、引退を決意したこと、すでにそのための書類をNFL側に提出済みであることを明らかにした。昨年はグリーベイで期待通りの活躍ができなかったが、16年間にわたって素晴らしいキャリアを築いてきたニッカーソン。今は、スポーツで活躍する娘や息子たちの応援や送り迎えを楽しむ毎日だが、これからはビジネスだけでなく、ロー・スクール(法科)に進むことも考えていると言う。

ニッカーソンは、カリフォルニア大から1987年のドラフト5巡指名でスティーラーズ入り。2年目の途中から先発に定着し、スティーラーズ、バッカニアーズ、ジャガーズ、パッカーズの4チームで通算225試合出場、200試合先発。1993年に移籍したバッカニアーズでは7年間で5回のプロボウル選出を果たしている。ワークアウトを趣味のひとつとして挙げるほどの練習の虫で、MLBとしては小柄な体を、そのハードワークと強いハートで支えてきた。

ニッカーソンはフットボール選手としてだけでなく人間的にも非常に素晴らしく、かつてのチームメイトたちに良い影響を与えてきた。慈善活動にもきわめて熱心で、1997年シーズンにはNFL選手協会から、Byron "Whizzer" White Award を受賞している。ついにスーパーボウル・リングに手の届かなかった彼だが、この受賞を心から誇りにしており、「スーパーボウル・リングとだって交換したくはない」と語っている。

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