グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2003年5月20日

レイ・シャーマンWRコーチの長男が死亡

レイ・シャーマンWRコーチのグリーンベイの自宅で、日曜の夕方、14歳になる長男が亡くなった。警察によると、その家からの911番への通報を受けたが、到着した時には、その少年は頭部への銃弾のため、すでに亡くなっていたとのこと。 ジム・アーツ警部補によると、明らかに息子本人が引き金を引いており、グリーンベイ警察ではこれを自殺として扱っている。ブラウン郡の検死官も同じ見解だ。

事件当時、一家はこの貸家から引越す準備をしており、少年は一人でガレージにいて、家族がチャリティに出す衣類を袋に詰めていたらしい。父レイ、母、祖母、2人の妹も家にいたが、誰にも銃声は聞こえなかったとのこと。事件から10分ほど経って、一緒に映画に行こうと呼びに来た父レイ・シャーマンが、倒れている息子を発見して通報した。この38口径の銃の持ち主は父レイ・シャーマンで、普段は銃と弾薬は別の所に保管していたが、引越し準備中ということもあって、手の届きやすいところにあったようだ。

レイ・シャーマンJr は、グリーンベイのロンバルディ中学に通う中学2年生。このアーツ警部補自身が、この中学でフットボールチームを手伝っており、レイJrはどんなポジションでもできる才能にあふれた少年だった、と語っている。「素晴らしい若者で、誰からも好かれていた」とアーツ警部補。

レイ・シャーマンWRコーチは、NFLの6チームでコーチ(OC含む)をしたあと、2000年からパッカーズのWRコーチに就任。今年がNFL16年目となる。この14歳の息子のほかに、11歳と5歳の娘がいる。

カテゴリ : Coach/Front Office