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Minicamp Notebook: WRウォーカーがバルクアップ
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2003年5月 2日
- せっかくの初日だったが、雨のため、練習は室内練習場Don Hutson Center で行われた。
- WRファーガソンと2番手WRを争う2年目のWRジャヴォン・ウォーカーが、昨季よりも15ポンド以上バルクアップして登場。現在は220ポンドから225ポンドの間とのこと。寒い場所で過ごして無駄な脂肪をつけないよう、暑いアリゾナでトレーニングを続けてきた。食事を改善し、ウェイトを挙げるばかりでなくランニングを増やすなど、バルクアップしてもスピードやクイックネスを落とさないよう、細心の注意を払っているようだ。
- 注目のQBエリック・クラウチが初登場。心配された肩の強さも、まずまずの評価。技術的にも、思っていたよりずっと良い、とシャーマンHC。ロスリーOCは、「クイックネスはあるし、肩だってみんなが思っているほど弱くない。学ぶべきことはたくさんあるが、ポテンシャルが見られる限り、いっしょにやっていけるだろう」と語っている。
- RBナジェ・ダヴェンポートは昨季よりも8ポンドほど重い255ポンド。本人は、6月のミニキャンプまでには10ポンド落としたい、とのこと。しかしクルームRBコーチは、「よく走れている。去年のトレーニングキャンプよりも、昨季の最後よりも、ずっと体ができている。少し成熟して、細かい点にも集中できている。練習熱心になったしね」と満足げ。骨折した足の治りが悪かった昨年は、ずっと足首をぐるぐる巻きにしてプレーしていたが、今はそれも全くなし。骨折した眼窩を保護するため、ギルバート・ブラウンのようなバイザーをつけている。
- 新加入のFBニック・ルーチーは現在282ポンドとのこと。大型FBとはいえ、さすがにこれは太い。「最初にここに来た頃は、290ぐらいあったんだ。270ぐらいにしなければ」とロスリーOC。本人は、「これはゲーム体重じゃないよ。でも他にもそんなヤツいっぱいいる。1ヶ月ぐらいあれば、そのぐらい絞れるだろう」と気にしていない様子。
- ルーキーの合流は金曜日のため、ドラフト1巡のLBバーネットが担当するはずのミドルLBが空いている。さしあたって1stユニットにはLBパリス・レノンが入っている。ストロングサイドが新加入のLBネイヴィー。ウィークサイドがLBディッグス。LBマーシャルはストロングサイドとミドルの両方で2番手。
- アンダーソンが負傷欠場中とあってセーフティが不足。大型CBのジャコビー・シェパードがセーフティにトライしている。「できることは何でもやる」とシェパード。セーフティもこなせる、となればロースターに残るチャンスが増える。
- DEジョー・ジョンソンはサイドラインで別メニュー。昨季の第4週に上腕三頭筋を断裂してしまいシーズンエンドとなったが、そのリハビリも極めて順調だ。「すごく順調に回復している。完全な回復も遠くないが、まだ他の連中と同じドリルをこなすのには早い、ということだ」とシャーマンHC。
- 同じく、Sマーカス・アンダーソンとCBバウ・ジューも別メニュー。アンダーソンは3週間前のトレーニング中にハムストリングを痛め、ジューは最近、足首から遊離骨片を除去したばかりらしい。
- DTロッド・ウォーカーは1月に肩の手術を受け、まだそのリハビリ中。
- LTチャド・クリフトンは骨盤、RTタウシャーはヒザの前十字靭帯断裂からのリハビリ中のため、もちろん別メニュー。RGリヴェラも2月にヒザの関節鏡手術を受けたため別メニュー。OLはスターター3人を欠いているため、今回の1stユニットは左からLTウィズニー、LGウォール、Cフラナガン、RGフェラリオ、RTバリー。
- 制限付きFAだったPジョシュ・ビドウェルが$605,000 の1年契約にサイン。これで今オフのRFAは全員の行き先が決まった。移籍したのはSマット・ボウエン(WASへ)。LBディッグスとDEバジャ=ビアミラは長期契約を結んでいる。
- LBビリー・シルヴァが解雇された。ドラフトで3人もLBが指名されては無理もない。
- シャーマンHCによると、Cウィンタースは再契約のため球団事務所に来て交渉中とのこと。ただし、ヒザの関節鏡手術を受けて間もないため、契約が済んでも練習には参加できない。