グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2003年4月17日

MIAのLBデリック・ロジャースをトレード獲得か?

LBジュニア・セアウ(SD)をトレードで獲得したドルフィンズでは、ウィークサイドLBのデリック・ロジャースが余ることになる。ドルフィンズとしても、ただ解雇したのでは面白くないので、パッカーズとのトレード交渉を進めているらしい。ドラフトの下位指名権が交換条件になると見られている。

トレードが成立した場合、パッカーズは、LBロジャースがドルフィンズと結んでいた契約を受け継ぎ、$1.1ミリオンのサラリーを支払うことになる。ただし、トレードが成立しなくても、ドルフィンズは6月1日以降に彼を解雇する可能性は高く、パッカーズはそれをゆっくり待つ手もある。

デリック・ロジャースは、高校時代はフットボールをしていなかった変り種。空軍のメディカル・テクニシャンとして4年間働き、そのうち2年間は沖縄にいた。その後ジュニア・カレッジで2年間フットボールをプレーし、アリゾナ州立大へ転入。そこで1年だけプレーして、'97年のドラフト3巡でドルフィンズに入団した時はすでに26歳。一年目からスターターの座をつかみ、それ以来先発のウィークサイドLBとして6年間プレーしてきた。ルーキーの年以来、ケガで欠場したのは'01年の2試合(肩の脱臼)のみ。

ロジャースは昨年7月、暴力事件を起こしている。マイアミのレストランで、妻と、一緒にいた男性に対して殴る蹴るの暴行。そして今年1月、ロジャースは加重暴行罪を認め、3年間の保護観察処分を受け入れている。それを受けてリーグ側は、1試合の出場停止処分を下すのではないかと見られている。

カテゴリ : Contract/Personnel