グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2003年3月30日

LBディッグスへのオファーシートにマッチ

パッカーズは、LBナイル・ディッグスがサインした、ライオンズからのオファーシートにマッチすることを正式に発表した。総額10.4ミリオンの4年契約で契約ボーナスは$2.8ミリオン。パスシチュエーションで、4-1-6のダイム隊形の時も、唯一のLBとしてプレーしてきたLBディッグスは、最もチームからの信頼厚いラインバッカー。その彼と契約延長できたことは非常に大きい。

とりあえずはディッグスがストロングサイド、新加入のネイヴィーズがミドルを担当することになるが、ディッグスをウィークサイドに回すというアイディアもあるようで、誰がどこを守るかは、今後の補強しだいということになりそう。

"ディッグスがライオンズ移籍を望んでいる" という報道がされたため、今回のチーム発表の声明の中で、シャーマンHC/GMは非常に丁寧にコメントしている。「今朝、彼と私は素晴らしい話し合いができた。彼がいかに、私やチームにとって重要な存在であるか話した。チームには優れた人物がたくさんいるが、彼もその一人だ。彼は今、契約の問題が解決したことにホッとしていて、素晴らしいシーズンを待ち望んでいる」

「『ディッグスがパッカーズではあまりハッピーではない』という報道があったが、私との直接の対話では、そのような不満は伝わってこなかったし、そのような間接的な話は信じるつもりはない。ただ正直に言うと、このようなプロセスがあったおかげで、彼にとっては私との関係をはっきりさせることができたし、私にとっても、チームでの彼の役割をはっきりさせることができた。そのような意味で、今回のことはポジティブな結果を生んだ、と認めざるをえない」

ディッグス自身は、まだ記者会見などを開いておらず、同じくチーム発表の声明のみ。「グリーンベイは私が知っている唯一のNFLチームであり、素晴らしいチーム、最高のファンを持つコミュニティのためにプレーできることは幸せなことだ。今の私は、パッカーズが優勝する手助けができるよう、また、自分がなりうる最高の選手になれるよう、気持ちを集中している」 と当たり障りのないコメントを残している。

カテゴリ : Contract/Personnel