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Notebook: LTクリフトンはまだ入院中
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2002年11月27日
過去に例のないほど、多くのケガ人に悩まされている今年のパッカーズ。LTクリフトンを失うことになれば、誰が見ても緊急事態だ。「以前に言ったように、今日もこう言おう。逆境はチームをバラバラにもするし、結束させもする。我々の場合、これまで逆境はチームを結束させてきた」とマイク・シャーマンHC。
- 問題のLTチャド・クリフトンは、飛行機で移動できる状態ではないため、いまだタンパの病院に。今季の残り全てを欠場する可能性は依然として高い。臀部や骨盤だけでなく、脊椎損傷の恐れもある。
- クリフトンの代役をどうするか。今季何度もあったように、センターのフラナガンを左タックルに移すか、ルーキーのケヴィン・バリー(専門はRGとRT)を左サイドに移すか。「バリーはまだまだ勉強することが多い。彼は未熟だが、鍛えるに値する選手だ。彼は非常にアスレチックだ」とシャーマンHC。実際はフラナガンを使う可能性が高い。
- 足首を捻挫したDTギルバート・ブラウンは、アキレス腱も痛めてしまっている。ベアーズ戦には出場する予定だが、今週の練習は水木と休ませることになりそう。
- 同じくRGリヴェラ(ヒザ)、RTドットソン(ヒップ)、DEホリデイ(ヒザ)も水曜日の練習は休む予定。
- 第7週にヒザを痛めて以来、ニーブレースを付けてプレーを続けてきたQBファーヴ。シャーマンHCによると、この2試合で7つのインターセプトを喫したファーヴの不調は、ヒザの状態とは何ら関係ないとのこと。「彼は非常によく動けているし、実際今回は17ydsのランもあった。一番速いQBではないが、かなりモバイルに見えたよ」
- バッカニアーズ戦は午後遅い時間の試合、そして長時間のフライトだったため、シャーマンHCは月曜日をオフにした。
- サップとの衝突について、一夜明けて、シャーマンHCが語った。「自分の感じたことを正直に表現したことについて、後悔はしていない。後悔しているのは、あの衝突から生じたことについてだ。ジョン・グルーデンHCはビッグゲームを勝ち取ったのだし、この事件がその価値を減らしてしまうようなことがあれば残念だ」
- NFL側はDTサップのヒットについて、「違法なものではなく、罰金等の処分は科さない」との判断を下した。パッカーズ相手に0タックル、0サックに封じ込まれたDTサップだったが、NFC最大のライバルチームの左タックルを、合法的にシーズン終了にしてしまう、という最高の仕事をしたことになる。
- パッカーズのラリー・ベクトルOLコーチは、(手段を選ばないとまでは言わなかったが)復讐を誓っている。野次馬たちはプレーオフでの再度の対戦を心待ちにしている。