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Notebook: 練習を完全非公開に
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2002年10月11日
- マイク・シャーマンHCの就任3年目にして初めて、今週の練習を地元記者たちにも非公開とすることを決めた。現在DLとDBがケガ人続出によって大混乱に陥っており、ペイトリオッツ戦をどのような布陣で戦うか、模索している状態。せめてその姿を見せずにおくことによって、勝つチャンスを少しでも増やしたい、ということのようだ。「いろいろなことを点検し、選手の移動や変更をするまでの間だ。それによって今週末に勝つ可能性が高くなるから」とシャーマンHCも、記者たちに対して済まなそうな様子。
- というわけで、室内練習場でどのような練習が行われているか、記者たちにもよくわからない。おそらく、シャーパーの欠場に備えて、セーフティ陣はボウエンとアンダーソンで行く準備をしていることだろう。その他のDB陣は、CBウィリアムズもCBマクブライドも少しケガをしていて"Probable"の状態なので、新たに契約したウェストブルックや、プラクティス・スクワッドにいる3人のDBが主にプレーしたものと思われる。
- デトロイトを去ってダラスに行ったものの、わずか半年で同地区に舞い戻ることになったCBブライアント・ウェストブルック。開幕のテキサンズ戦では、元パッカーズのWRブラッドフォードとのマッチアップだったが、最初のプレーでいきなり43ydsのパスインターフェアを犯すなど、不甲斐ないプレーで敗戦の原因を作った。先発降格を通り越して解雇。「いきなりクビになるほど悪いプレーだったとは思わない。でも誰かが責任を取らなきゃならなくて、それが僕だった。パッカーズにはチャンスをもらえて感謝してる」とウェストブルック。
- シャーマンHCは、CBバウ・ジューのケガの多さにかなりのフラストレーションを感じているようだ。「鼠蹊部のケガもある。ハムストリングのケガもある。いくつものケガの問題を、ミニキャンプのころから引きずってきた。今のようなチーム状態で、彼のような選手に頼るのは困難だ」とシャーマンHC。今季は彼をインジャリー・リザーブに入れてしまい、元気な選手を1人でも多く確保する方向に考えが傾いている。